こちらの訳、その1とその2はこちら。

 

  

 

 

 

 

Billkinが束縛系彼氏だったというところの続きから。

7:17〜

 

B:でも僕はずっとそういった事を覚えていてどんどん束縛を強めていって、とうとう限界がきてしまって破局するような形で、結局別れることになったんです。

 

W:でも最近はそんなことはもうないから、束縛しようとするなら彼女が一方的に嫉妬することになるよね

 

B:僕はそれってむしろ見栄みたいなものだと思うんです。

「この人だ」って思う人ならもうそれだけでいいんですけど、結局違ったんです。

違っていたのに自分と相手を縛っていた。

勘を働かせたり、自分たちを分析したり、相手を立てたり思いやることができていなかった。

 

W恋に盲目だったっていうわけだね。ハグし合えば分かる、みたいな感じで

 

B:盲目だったんだと思います。愛を関係を築くものではなく、権利と言う名の判を押すものだと思っていたんです。

 

 それから家に帰って、寝て、パパやママに会いに帰って頬にキスされて、たくさん話をして、…みんなそんな感じですよね。そうされることが幸せで、幸せってこういうことなんだって。

僕もパパ、ママを抱きしめて、おばあちゃん、おじいちゃんもとも抱き合ってお休みって言って、…そんな感じです。

 

W:愛情表現?

 

B:はい、いつでも。

 

W:抱き合うのはいつものこと?

 

B:頬にキスしたり、キスしあったりは普通です。

 

W:家族間で考えの相違はないの?

 

B:ないと思います。

 

 

 

W:男性同士の同性愛、LGBTQ+の性に踏み込めない戸惑い、そんなテーマを扱っている

「I told sunset about you」で有名になったわけだけど、そのことはBillkinの恋愛観にどんな影響を与えたんだろう?

B:そうですね…100人いたら一人として同じ人はいないし、100万人いても同じじことが言えます。

自分自身に例えるなら、好意に正解とか間違いとかはないと思うし、社会通念がどうとかは、一線を超えたり、法に触れたりしない限りなくて、一緒にいたい人だったらいいと思うんです。

好みの傾向とか、色んな違いとか、今は何が好きとか嫌いとか、何をするとかしないとかっていう自由がある。

誰かの一線を超えてはいけないという事を心に刻んでおけばそれでいいんです。

つまり、何を好きでも、何をしても、どうであり、どうなろうとも、そうであることに誇りを持って、そこに幸せがあればそれでいいと思うんです。

 

W:自信がなかったり、確信がなかったり、混乱したりしても…大きく扉を開いていれば幸せを感じることができるというわけだね

B:人の社会的な価値を決めるのではなくて、時間をかけて議論されてきたのは、

「これは正解、これは間違い、これはいい、これはだめ」。

いいとか駄目ってどういうことなんだろう?って。

人にとって幸せってみんな違うでしょう。結局人との間に線を引き続けてきた。

社会との線引きをしてしまってきた。どうして自分が放っておいて欲しいのにほかの人には同じようにできないのか、自分の幸せと同じように人の事を考えられないのか。

愛したいように愛し、なりたいようになる。

心に留めておきたいのは、誰も悩ませてはいけない、一線を越えてはいけないということ。それだけわかっていればいいと思うんです。

 



W:関係性についての話を聞きたいんだけど、君とPPの関係はどんな感じなの?

 

 

 

B:PPのような関係の人は、僕にとってはただ一人です。



僕を理解してくれて、同じ道を一緒に歩いてきた、本当に特別な存在なんです。

僕は16歳の頃にPPと知り合いました。この仕事で知り合ったんじゃなくて、塾で知り合って…不思議なのは僕とPPはめちゃめちゃ早く親しくなったんです。一ヶ月かそれぐらいで、高校のずっと一緒にいる親友みたいな感じに仲良くなって。ちょうどNadaoに入る事になって、「My Ambulance」のシリーズを演じたり、アーティスト育成プログラムで演技の指導を受けたり、P'Artの指導を別々に受けたんだけど同期だからあれこれ一緒に色々やったり、ずっと一緒にいました。本当にいつでも一緒にいたんです。ずっとそんな感じでやってきました。

大勢の中での僕という存在や、今の仕事のことだったり、(歌手、俳優、CEOとしての)立場上の話だったり、僕にとってはそういう話のできる単なる友達以上の存在です。

僕の考えや考え方を理解し、相棒みたいな存在。めちゃめちゃ親しい間柄です。

彼は家に来るようになり、父が言うには、

「彼はパパのもう一人の息子みたいなもんだ」

と。

こんな関係なのは、彼唯一人です。

そんな数々の偶然が重なって、距離がどんどん縮まっていったんです。めちゃめちゃ親しくなって、僕の全部を理解してくれました。そして、今まで一緒に成長してきたんです。

BKPPプロジェクトは終わってしまったけど、僕たちはまだ仕事を一緒にしていますし、お互い相談もしていますし、気遣い合い、ずっとお互いを思い合っています。

 

~11:31

 

 というわけで。たった4分

 

どう訳していいか分からず唸りながらやってました笑い泣き

 

ということで残り7分ぐらい?

 

一気に出来るか2回に分けるかわかりませんが、気長にお付き合い頂けたら幸いです。

 

 

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