博物館の収集収蔵品が管理しきれ ず一杯になってきているところが多いと報道されている。法律が改正され、やむをえず廃棄することもありという方法も選択できることになったらしい。物を保存し後世に残すにはその物理的な最適環境と人手、定期的な点検と記録が欠かせない。博物館資料保存論という科目が放送大学で開講されている。博物館の資料は物そのものと物や人の証言記録が多いと思う。継承の方法に悩むこともある。うまいこと引き継いでくれる先が見つかるとよいのだが、散逸することもある。
人を対象とした医学臨床系の研究は倫理規定で研究成果発表を経て終了後も一定期間年単位のデータ保存が義務づけられる。個人が特定されない形での研究データのまとめをするが原資料は膨大に及ぶことがある。大学での継承がなされない場合、個人が引き取り保存するが次の研究先に持ち込む。
大学教員の退職異動は研究整理を伴い、結構大変である。
研究費で購入したものも含め大量な場合数年かけて整理する。
私も退職を経て、今年は保存義務期間が過ぎたものを整理に重点をかける年回りを迎えた。