作業療法ジャーナルの6月

「両立支援」なる言葉を知る。

身体障害領域のリハビリテーションのなかで就労支援と医療支援を並行してするという分野らしい。

 

 

30年前に学んだ身体障害の就労に向けた職業リハは、「火事場の後の再建」のイメージで場所も分かれていた。

国家資格の専門職よりは職業訓練指導としての公務員系の専門職がいる労働省系の機関に引き渡すか、協働するイメージがある。

 

それから思うとアナログ順番的な方法から、並行デジタル処理に代わってきたような気持ちをもつ。

 

作業療法士の就労援助では精神障害を担当する人が多かったということも書いてある。

精神障害では服薬や症状の管理を就労支援の中で取り上げることも多いので両立支援というのはかえって変な面持ちもする。

 

障害の種別に関わらず必要な支援を医療か福祉にわけずに取り組めればよい。