副題は「すまいるほーむ」へようこそ
六車由美 新潮社 2015
阿見町図書館
土浦市図書館380.1ム
それでも私は介護の仕事を続けていく KADOKAWA2023
土浦市図書館369.2ム
「聞き書き」という手法でリアルな人の生き様が綴られる。
聞き書きは傾聴とは違うと言う。言葉をあえてそのように使っていると著者は言う。
著者のスタンスはパートナーシップの関係であろう。
クラバンザーノの「精霊と結婚した男」も思い起こした。
2023の本は コロナ下での関係性の変化に触れて、斉藤環のオープンダイアログ、國分功一郎の中動態、熊谷晋一郎の自立の考え方にも触れていて感心する。
著者のイベントなどを通した個人に焦点を当てたかかわりはわかりやすい。グループダイナミクスもそこには働いている。