相模原事件と私たちの時代
雨宮処凛編著 大月書店 2019
命の選別は「しかたない」のか?と本の帯にある。
「生産性」「自己責任」という言葉は気になっていた。
雨宮処凛の意見と6人の人の対談集である。
重いながらも少しづつ読んでいる。
この時代の社会で暮らすということを考える。
高齢化社会の中で 都会や町で起きつつあることが整理されてくる。
進撃の巨人という漫画のように食われてしまうで戦うという 必死さのようなようなものを
学生から感じることが多くなっている。
作業療法では自分がなにかをさせられることに敏感で
クライエントの望む作業にこだわり、そのような希望が出しにくい、出せない時期や障害の人への対応には戸惑う学生がいる。
患者さんになにか「させる」、「選ぶ」行為に躊躇し 絶対的基準を求めたり
自分の感覚を投影したり 大事なところに向き合えず、触れたりできない学生もいる。悩ましくなってきた。
それがなんなのか が 少し わかってくるような気がした。
問題解決の仕方として選別して抹殺する方法をとるべきではないが、
別の方法を選べないような余裕のなさや つながりのなさで そういう選択をすることも人間にはあるのかもしれない。
仕方がないではすまないのだが。