森揺子さんの遺作 講談社から1993年

華麗に生き、みごとに散った大輪の花。都会派・森揺子のラストメッセージと当時の帯に。

著者は英国人と結婚して生きた人。

プリーズ、サンキュー、エクスキューズミーの使い方、大人の品格、英国流、外国と日本の文化の違い、そんなものをこの本から学んでいる。

いまも時々手に取って眺める。一度手放したがまた求めた本。


p15「言葉は知性を表す。(中略)知性というのは知識だけをいうのではない。相手の目に自分がどのように映っているのか、たえずチェックする能力も含まれる」

p59「英語のボキャブラリーを増やしたかったら、まず日本語の達人になることだ。日本語の聞き下手の人が、英語の聞き上手にいきなりなれるわけがない。」

英語のあいづちと会話の例が続く。パーティで言い寄られたときのエレガントな断り方は見事

p90「会話の基本は相手に対する思いやりである」


対等に主張をするとはなにか、この本を読むとよくわかる。

英語で暮らしていくということは、文法の正確さ、語彙の多さではないのだという。