新潮社

テレビで映画化されたのをみて興味をもった。

映画のストーリーは 小説よりも わかりやすく 子供向けに完結していたのだった。

小説を2部まで読み進めたところ。


小説では きつい死の場面もある。哲学的な場面もある。 

主人公は 危機や悲惨さを 淡々と 受け止め 乗り越え 次のステップに進むような印象がある。

8-9歳ぐらいの中性の遊びから大人になっていく過程の中ではあるが あまり心理的に踏み込むような記述が少ないせいかもしれない。

ナルニア国物語の表現にも にているのは 男性が書き手だからだろうか。


児童書版では 説明 挿絵が少なく 不親切で

翻訳と装丁がもう少し うまい具合だと よいのに と思った。 表紙の絵は50年位前のように古臭い。

映画でのイメージがあるので 神学の科学、熊の国というのがすんなりイメージできたが

ダイモン という オリジナルの設定はもう少しうまい意訳はないのか。

原文がそうなのかどうか 誰が何をしているのか わかりにくい 文章がある。

北極行きの装備と寒さと野営やけがの痛みは小説がリアリティがある。


本来は 魅力的な設定と 登場人物であろうもの

パラレルワールドと社会を扱った精神分析的概念で分析できそうなストーリーSF

3部作だという。1部は自分探しと仲間  2部は大人と子供 親と子 が テーマか


バーティミアスのシリーズと比較してしまうが

同じ少年少女が活躍していても

こちらは 翻訳 本の構成に工夫があり 

主人公の勝手な悩みや中世風のパラレルワールドのヨーロッパがありありと浮かぶ。

これはそうでもない


3部めに期待してみよう