ポッドキャストを聴いていて、面白い話がありました。

 

澤口俊之氏(人間性脳科学研究所 所長)のお話です。

 

脳科学の研究から、子供を褒めすぎてはいけない、ということ。

 

えっ、と思いました。

 

ゲームばっかりしてるとき、Youtubeばっかり見てるとき、親は、「勉強をしろ」とか、成績が悪い時に、なんでできないのか!と叱ったり、勉強を押し付けてもやる気がなくなってしまって逆効果になる、そうならないように、むしろ褒めた方がよい!

 

わかっているけど、それができないんだよなー、みたいなのだと思ってました。

 

しかし、しかし、とはいっても褒めた方がよいとい信仰!?の認知度があがり、日本では子供を褒めすぎる傾向にあるようで、、、でも、その褒めすぎる教育のやり方は世界では時代遅れだという定説になりつつあるようです。

 

決して褒めない、ということではなく、褒めっぱなしとか、褒めすぎは逆に良くない、ということです。

 

MBSラジオ 上泉雄一のええなぁ! 1月8日号から

澤口俊之(人間性脳科学研究所 所長)「脳科学から考える子どもの脳の発達に良いこととは?」「何歳からでも脳は発達する。脳のために良い習慣は?」

25:03あたりからです。澤口俊之さん、ちょっと滑舌悪くて倍速では聞き取れませんが・・・

 

 

勉強好きになるのは、好奇心と達成感

頭良いな、と褒めても、本当に長くは続かないということです。

 

例えば、テストの点が80点を取って、褒める、、、その次のテストで60点だったらおそらく(叱られはしないが)褒められない。褒められないというのが脳的にはバツ、マイナスなんだと。

 

褒められないこと=罰せられること、と認知されるようです。

 

そこで、達成感の視点で話をするべき

 

テストで80点取ったら、「やった頑張った。よかったな。頑張ったおかげだな。

 

次、60点になってしまったら、親はがっかりしたところを見せずに、「今回惜しかったな、ちょっとだけ頑張りが足りないかな、次頑張れば80点いけるな。」

 

そう言われると、子供は次は頑張る気になる。

 

その次、それでも落ちてしまって40点になった場合、さらに親はがっかりしないで「ちょっと落ちちゃったな、でもあのとき80点取ってるのだから頑張ったら次上がるかもしれないよ」

 

そう言ってあげると、子供はやる気がなくなることなく頑張ることを継続する。

 

多少成績は上下するかもしれないけれども、勉強は達成感でやるもの、繰り返し・繰り返しこのように接することで、子供自身で達成感につながれば、自ら勉強を好きになる下地ができるのかな、と。

上手に、解き直しに繋げられば確かに本当に効果ありそう!

 

 

なにがなんでも褒めすぎてはいけない、。。。日頃褒められすぎている子は、怒られないとしても、褒められないことが罰と感じてしまう・・・奥が深いです。

 

応援で達成感を導く松岡修造は脳科学的に有効なのかも!