5/12。東京本部から会長(家元)の妹さん(教場長)及び本部教授にお越しいただき、大濠公園日本庭園にて、柄杓(ひしゃく)の扱いを中心に、ご指導頂きました。
(その昔、大日本茶道学会で茶道を習っていた祖母の帯を締めてみた)
教場長はいつも、作法の順序とかじゃなくて
調和を大事に♬と、教えてくださいます。
もちろん、順序・扱い方は大事だけれど、それは、正しい道具の扱い方をすれば自然とそうなる。理に適うということです、と。
「物に合わせて手を動かしていくのが点前」
例えばテキストに「柄杓の合は水平」とあれば、水平にするために目で見て自分の力で水平に調節する(手が先に動く)んじゃなくて、柄杓の重み(想い)を感じ、自然な扱い方だと水平になるということ
なるほど私、どうにか自分で何とかしようとシャカリキになるからなー
昔は灯も少なく、柄杓の長さ・重みで全てを感じてて。柄杓の湯の量を、柄杓の重みで感じる(目で見てどうにかしない)勉強1つでも、自分の生活の全てと繋がる
一事が万事一つ一つを丁寧にしたい
釜の前に座る時も、「畳の真ん中の、ココをめがけて座ってーー、、」じゃなくて、
道具の中に自分が入れさせていただく。
道具と調和する。
たしかに、お道具・畳(下ばかり)を見てる時は自分のことだけ考えて、周りが見えてないんよね
「自分が(我)」って、どんだけぇ〜
後半は、一人ずつお点前チェック!
研修終了時間にたまたま私のチェックが終わり、そのまま教場長がお隣に
各地の支部長先生クラスが数十名いらっしゃるし、こちらから教場長に話しかけることは出来ない雰囲気の中、ちゃーーんす
3月まで月1で1年間、本部でお稽古させて頂いたお礼と、一緒にお稽古した方々と繋がりが出来たことのお礼を、お伝え出来たぁ〜
宗旦曰く
茶の湯は誠を以てはからへは素直にゆたかなり
知恵を以てはからへは利根たてにて賎(あざと)しとや
三徳庵仙樵かく
でね
毎年11/3に、福岡市の全ての茶道流派が揃い
大濠公園と護国神社でお茶会があります
各流派をまわるのも、楽しいよーー