長らく更新が空いてしまいました。


なぜかというと、次のネタが結婚式だからです。


大きなイベントなので、ちょっと尻込みしておりました(^_^;)



というわけで、いよいよ治療中ではあるが私たちの結婚式の日がやってきた。

タキソールの副作用は地味に蓄積し、胃痛と気持ち悪さが毎日続いている。

うっちーと相談し、ハーセプチン単独のあと、1週間あけてもらっての式としてもらうことにした。


夫は、今でも
「朝、家を出るところからビデオ撮影してほしかった」
と悔やんでいる。

当日の朝だというのに、夫は出発時間ギリギリまで準備をし、私は自分が履くストッキングが見当たらずにバス乗車場所であるコンビニで急遽買う始末。


そんな日常と何ら変わらない朝を記録することになんの意味があろうか。

これが
二人して早めに目が覚めてしまい、夜明けのコーヒーを二人でゆっくり飲み、
「今日が2人の記念日になるね」
「素敵な1日になるといいわね」

などとほほえみ交わして語り合うといったAnniversary感があればビデオのデータも報われるというものであろう。


普通に眠い目をこすりながら起き、
夫は「準備がおそい!」と私にどやされ、
私は「ストッキングがない!」と焦る。

何ら変わらない朝なのだ。


夫の親族ととともにバスに揺られ、式場へと向かう。

ワクワクしているうちに式場に着いた。


羊を抱えての打ち合わせや、急な発熱、そして治療中での式のあれやこれや。

様々な場面で本当に気を遣って準備を共にしてきてくださったプランナーさんにご挨拶をし、いよいよ結婚式の準備である。


つづく