フランスでゆるりと暮らす

フランスでゆるりと暮らす

タイトルのままです。

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長期バカンスに入った夫。

元来がまめ男なので、夫が家にいるということは

すなわち、

我が家に主婦が二人存在することを意味します。

ここは、要所要所で持ち上げながら
最大限に享受させていただきたいと思います。


(この持ち上げ作戦は大体において功を奏するものの、
「子供騙しみたいだな」とバレることもあるのがたまに傷)









昨日のニュースから。

南仏に古代ローマ時代の闘技場が残るニームという街がありますが、
一昨日の晩、歴史地区のど真ん中にある広場で
屋外ディスコが開かれたそうです。

街中で屋外ディスコとは近所迷惑な!と思われがちな話ですが、

このディスコ、騒音は一切なし

つまり、参加者は全員コードレス・ヘッドフォンを装着し
頭の中でのみ音が響く仕組み。



フランスに暮らす



ライトアップされたMaison carrée(古代ローマの寺院)を前に
夜空の下、好きに身体を揺らすのはいかにも心地良さそうです。


コンセプトの出所はオランダだと言うのを聞いて妙に納得。


5~6年ほど前。

頃はたしか5月だったと思いますが、

夫の出張に同行してオランダに滞在した際、たまたま音楽祭があり
街のそこかしこでアマチュアバンドによる演奏が鳴り響いていました。

フランスでも毎年この手の音楽祭があります(こちらは夏至の日)。

せっかくなので私たちも広場に繰り出し、
ハイネケン片手に冷やかしたり踊ったりとお祭りを楽しんでいましたが

なにせ20歳の若者とは身体の造りが変わってきていることからして、
夜11時を廻る辺りには空気を大きく揺さぶる音を背にホテルに戻ることに。


(ちなみに、会場で売られていたビールはハイネケンのみ。
国が誇る特産品なのは理解するものの、
今時分1メーカー独占っていかがなものか)


屋外ライブというのはかなり広範囲に響き渡るもので、
部屋に入ってからも締め切った窓から音が入り込んでくる。

「あー、今晩は眠れないかもねー」

とため息を漏らしながら夫と雑談を交わしていたら

しばらくして音がピタッと止み、その後は静寂。


翌日、夫の仕事関係のオランダ人に聞いた話によると
音楽祭の日も騒音は夜12時までと法律で定められているそうです。

なるほど。

そして、それをきちっと守るロックンローラーの若者たち。

すばらしい



「昨日は夜中3時になってもガンガン鳴り響いていたから
警察を呼んで注意してもらったよ、まったく」

と一人が言えば、

「いやいや、音楽祭の日は時間に制限なく屋外ライブを続けていい、と
法律でも謳われているんだ」

と、各自が思い思いの解釈を展開するフランスとはやっぱり違う


何かにつけて国の成熟度をちらりと感じさせるオランダの魅力を
再認識させる記事でした。


ちなみに、ニームのディスコ会場で配られたヘッドフォンには
その都度自分好みのジャンルを選択できる機能もついていたらしく、

ということは、

会場で踊る人たちはそれぞれが違う曲に合わせて
身体を動かしているということであり、

それって、傍から見ると結構シュールな光景とも言えるかもしれません。