Windows7がインストールされていたパソコンにLinuxをインストールするため、現在32bit版を提供しているLinuxディストリビューションをご紹介します。
私が試したLinuxディストリビューションはLMDE 6とMX Linuxですが、どちらも快適に動作しています。
1. Debian (32-bit i386)
特徴: 32bitを公式にサポートしている数少ない大規模ディストリビューション。
長期サポート (LTS) あり、安定性が高い。
GUIは軽量な Xfce や LXQt を選ぶと古いPCでも快適。
2.LMDE 6 “Faye”(32-bit i386)
DebianベースのLinuxMintで超軽量。
標準デスクトップ環境として Cinnamon 5.8 を搭載
最低:メモリ約 1 GB、ディスク容量約 15 GBで稼働可能
3. antiX Linux
Debianベースで超軽量。
systemdを使わないためメモリ消費が少なく、古いPCに最適。
32bit版が公式で配布され続けている。
Pentium III/512MB RAMでも動作可能。
4. MX Linux (32-bit版)
Debianベースで、antiXと姉妹関係。
32bit対応の「MX-21/23」などが提供されている。
Xfceデスクトップが標準で、そこそこ軽いが機能は豊富。
5. Puppy Linux (32-bit)
超軽量ディストリビューション。
32bit版が複数存在(Slacko Puppy, BionicPup 32bitなど)。
USBメモリに入れて持ち運びも簡単。
6. Slitaz Linux
ISOイメージがわずか50MB程度の超軽量ディストリビューション。
32bitを長年サポート。
GUI環境もあるが、ややニッチで開発はゆっくり。
OSのインストールは自己責任でお願いします。