†進藤英太郎†…豪快で堅実な悪役俳優 | shoの映画部屋

†進藤英太郎†…豪快で堅実な悪役俳優

福岡出身
生家は有名な漁業会社。

進藤自身は、小樽に於いて海産物商を経営して大成功を収める。
上京して芝琴平町に北海道海産物を扱う商店を開き成功。
事業を安定させると子供の頃からの夢だった、役者の道が捨てきれず、関西新派に入る。

現代劇経験後に1956年東映専属に。
時代劇では、千恵蔵・右太衛門の敵役で多数出演。
私は子どもの頃、この方の憎々しいほどの悪役振りを観た晩には、夢の中に出てくるほどだった。

この方の大久保彦左衛門は絶品で、その中でも
『家光と彦左と一心太助』は逸品であり、代表作の一つだと思う。

後年はTVに進出し
『おやじ太鼓』では、コミカルな演技が好評を博し高い視聴率を得た。

生涯映画出演本数620本。
1953年には「ブルーリボン賞・助演男優賞」を獲得している。

1977年逝去(享年77歳)

………………………………………主な出演作品

1936年
松竹「浪華悲恋」
1941年
東宝「昨日消えた男」
1948年
東宝「酔いどれ天使」
1948年
東宝「ジャコ萬と鉄」
1954年
大映「山椒大夫」
1958年
東映「国定忠治」
1960年
東映「多羅尾伴内」
1961年
東映「家光と彦左と一心太助」
他、東映時代劇多数
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