【海に雪が降る日】
夢の中で 私は泣き濡れた
あなたがまだ私を
愛してくれてる夢で抱かれて
目がさめても本当に泪がこぼれてた
引越したばかりの海の見える部屋
夜通しシンシン積もった雪灯りの朝
今すぐ逢いたい でも逢えないよ
もう1度逢いたいのに
やるせぬほどの愛しさ降り積もる
かけちがえてほつれた
愛の終わりじゃないみたい
金木犀の匂いするたびに
あなたのこと なんで思い出すのかな
ぬくもりさがしてみても
白い息は冬の陽炎
シースルーベールの嬉しむ横顔は
あの人じゃなくて私だったなら…
飴色の風鳴り
せつなくあなたを I just Call You
今すぐ逢いたい でも逢えないよ
もう1度逢いたいのに
愛の軌跡が雪の轍になって
ふたつに分かれていく
しあわせになるために
今すぐ逢いたい でも逢えないよ
もう1度逢わせてよ
むせぶほどの愛しさ降り積もれ
いつか私も倖せになれるなら
あなたを赦(ゆる)すから
だからあなたは悲しまないで
私は平気だよ
だからお願い私にだけに
笑って見せてよ
海に雪が降る朝…
作詞作曲・田村庄一
2016.11