S.H.O(エス、エイチ、オウ)Profile

S.H.Oは1982年に飛騨高山で生まれ、2004年までアルペンスキーの日本代表として活躍してきた。この年、彼は練習中の大けがにより以前のようなスキーができなくなってしまった。彼はオリンピックの金メダル獲得という夢を失ってしまったのだ。しかしそんな彼を救ったのが2PACの曲だった。彼は自分自身を立て直し、違うステージでの金メダル獲得を決めた。第二の人生を音楽に注ぐと決意したのだ。何故なら彼は自分を救ってくれたBlack Hip Hopを愛し、そしてリスペクトしているからだ。彼は日本に帰国後すぐ、横浜で音楽活動を始めた。
S.H.OはTHE GAMEをリスペクトしていたこともあり、自分の写真とメッセージを直接THE GAMEに送り、LAへと向かった。THE GAMEと出会った後、自分の右腕に”THE BLACK WALL STREET”のロゴのタトゥーをいれ、再びLAへ飛んだ。その後、THE GAMEに認められ、日本とLAを含め計8ステージを共にしたのだ。
この経験が彼の背中を押し、2008年1月20日に1stアルバム”RIZE & PEACE”をリリース。このアルバムにはクラシックとして評価が高い”NEVER GIVE UP”が収録されている。アルバムのリリースに際し、自分の本名”昇平”という意味でもある”RIZE & PEACE”のタトゥーを胸にいれ、その後彼自身がデザインした剣のタトゥーを左腕にいれた。これは“勇士”、“戦い”そして“強さ”を象徴している。
同年に、彼は2ndアルバム”BRAND”を完成させ、9月19日に発売となった。このアルバムには”BRAND” 、“LET’S GO feat. OX” 、“POWER”を含む全15曲が収録されている。このアルバムで彼が伝えたかった「自分自身がGUCCIやLOUIS VITTONのようなブランドなのだ。」という意味で、自分の左腕に”BEAND”のタトゥーをいれた。このタトゥーをいれたことで、自分のオリジナルスタイルを貫くという意思が以前に増して強くなったのだ。
2009年にはアメリカのhip hopマガジン”THE SOURCE”の4・5月号で1ページを飾った。これはS.H.Oを一人のアーティストとして世界中に見せる大きな機会だった。
待望の3rdアルバム”ENERGY”は2010年4月25日に世界で先行配信され、日本では5月26日に店頭にて販売される予定だ。このアルバムにはアメリカの女性R&BシンガーAz Oneとの曲”Even If It Ends”が収録されている。
アメリカのhip hopを今でもリスペクトするS.H.Oは、金メダルの夢をつかみ取るまで曲を作り続け、日々前進している。