男性もお子様も観れる映画「プラチナデータ」☆





なぜこんなタイトルなのかというと


先日ママ友に「プラチナデータ」って怖い映画?って聞かれたから。


なんでそんな風に聞いてきたか。

番宣を観てそんな風におもったらしい。


わ。

めちゃ勘違い。


全く怖くないです!!!!!

うちの次女(ただ今ギリギリ4年生)は

普通に観ておりました。


そのママ友のお子さん6年生女子(ギリギリ)←年度末なためw

全く問題ないです。


「ガンツ」は確かに怖くてさすがに連れて行けず(次女は二宮さん大好きです)


「大奥」もエロくて連れて行けず(小学生にはちょっとね。。。。。)


ようやく観に行けるということで喜んでおりました♪


観終わってからも満足そうでした♪


全く怖くありません。

ただとても面白いです!!


だから

お時間があったら

是非春休みにご家族で観に行ってもいいのでは?


彼氏や旦那さんと行ってもいいかも❤


ラブではないから照れもないし。


お子さんが嫌がればドラえもんみてもらって♪

自分はプラチナデータでもいいし(笑)


アイドルではない二宮和也の演技

是非映画館で!!


春休みの休日にぴったりな映画です☆



【大高宏雄の興行戦線異状なし Vol.119】
『プラチナデータ』、さらなる可能性へ



二宮和也主演の『プラチナデータ』は、いろいろなことを考えさせられるスタートであった。


本作は、3月16日から全国310スクリーンで公開され、

16、17日の2日間で全国動員30万5743人・興収4億0049万6000円を記録した。

ヒットである。

ただ私は、前売り券の売れ具合から、もっと数字が上がってもおかしくない気がしたのである。

私の期待は、もっと高かった。

 本作は、アイドル映画という“枠組み”をもつ。

そのなかで、映画の企画は斬新だったと思う。


嵐の二宮和也を主役に起用したその枠組みのなかで、

描かれた題材が新鮮であったからだ。


当代の人気者の主演作というと、かつてはお手頃な軽いノリの娯楽作品が主流だった。

もちろん、冒険的な作品もあったが、今回はとくにその野心性が際立っていたと思う。

 それは、大いに評価したい。

ただ、ヒットの客層の中身を見ると、女性層が非常に多いのである。

ということは、男性層が少ない。


当然と見る向きもあろうが、今回はその“当然”の枠を超えてもらいたかった。


前売り券の好調さは、二宮の人気のゆえであるが、

その人気と中身の力がどこまで波及するか。

ここが興行上の最重要ポイントの作品であったはずである。


 昨日の水曜日のレディースデー、『プラチナデータ』上映の各劇場は、女性客でにぎわった。


土日以上の成績だったシネコンもあったそうだ。

二宮のもつ魔力のなせる業であろうか。

確かに、彼以外では、なかなか実現できないような興行の威力だと言える。


ただ再度言うが、その広がり方が、今のスタート時点では、彼のファン中心の興行になっている。

これが、何とも惜しい気がするのだ。

 ここで先の企画の野心性が、ポイントとなる。


野心性が、彼のファン以外の人々に関心を広げる方向にいくかどうかは、

また違う要素がからまってくるからである。


人間のDNAデータをめぐるサスペンスと、ここは簡単に言ってしまうが、

その中身がどこまで浸透していたか。さらに、浸透していたとして、

それはどこまで関心の広がりに貢献していったのか。

そこが、少し曖昧だったのだと思う。

 二宮和也は、得難い俳優である。人気はすごい。

企画も面白い。だから、もっとヒットの“格”が、上がってしかるべきなのだと思う。

今回の興行は成功しているが、

その先の大きな可能性に向けて、より彼の個性が生かせ、

作品の中身と彼の魅力双方で広い層の人たちを、

もっともっと吸引できるような作品の出現を、私は希望したい、

これは、ないものねだりではない。