いま生成系AIが熱くなっていますね。
Generative AI
とも言われていますが。

自然言語処理系の
テキストベースでは


OpenAIさんののChat GPT
GoogleさんのBard

Notion LabsさんのNotion AI

などが

そして、画像生成系では
AdobeさんのFireflyなどをはじめ
Stable Diffusion
Midjourney
DALL·E
などなど。


ChatGPTやBardが
会話をもとに行うアルゴリズムが得意で
対話型なんてもいいますね。

NotionAIは
大量のテキストデータをぶちこんで
統計的な文章パターンを学習する
アルゴリズムがあるので
要約や翻訳・構成などを行うのが得意とか。
(20回まで無料のトライアル)


Adobe Fireflyは
我々既にCreativeCloudなどでも
組み込まれていて大活躍!
Adobe Senseiだけでは無かったような
素晴らしい機能強化が図られています。


こうした生成系AIは
ChatGPTがMicrosoftやBoxなど
BardがAdobe Fireflyなどと
各社連携が進められているので
最終的にどの陣営が
シェアを獲得するかどうか見物ですが
楽しみです。


また、単にAIといっても
それって
マシンラーニングじゃないの?
とか思うものもたくさんありますが

・特化型人工知能(ANI)
・汎用人工知能(AGI)
・人工超知能(ASI)
などの種類があるそうで


特化型人工知能(ANI)は
音声認識とか自動運転とか
範囲や状況に特化していることを
いうようです。
ますます楽しみですね。


さて、話はもどって
生成系AIの回答については
完全ではないということを
頭に入れておかなければなりません。

だんだんと賢くはなっていますが
外国の方で、食べ物に制限があるかたを
お店に連れて行こうとして聞いたところ
ChatGPTとBardでは
全く異なる結果を頂きました。


今年の春ころの
ChatGPTでは
お店の名前や県名、住所、番地まで
しっかりと出してもらっており
市町村名まではバッチリで駅前というのですが

「はて、そんな場所あったのか?」と
GoogleMapで探しましたが
そんな住所・地番なんて全く無し。
お店も無し。

ちなみに、市町村の域を超えて探しましたが
やっぱり、お店すら無し。

なんと、店名も住所地番も
全て生成されていたんですよね。
なんじゃこりゃ!


GoogleBirdに聞いたところ
さすがに教師データに
GoogleMapなどが入っているのかどうか
分かりませんが
具体的なものを示してくれました。
・・・しかし、実際にそういうお店が無いので
駅前ではなく、超遠い感じ。



ちなみに、現12月時点の
ChatGPT3.5さんに聞いてみると

私の情報は2022年1月時点のものであり
特定の場所の最新の情報を提供することは難しいです。
・・・
最新の情報を確認することをお勧めします。
以下は一般的な方法です:

ウェブ検索: インターネットで・・・

食べ物のデリバリーサービス:・・・

地元の住民に尋ねる: 地元の住民や友達に・・・

ソーシャルメディア: ・・・


・・・と、今年の春に聞いていた
お店や地名などは一切出てきませんでした。
有償版のChatGPT4だと変わるのだろうか?

それにしても、ネットのAIに
かなりローテクな”地元の住民に尋ねる”なんて
これまた、凄いAIですね。


また、Google Bardさんに12月時点で
同じ質問をすると、春時点と変わらず
実在するお店を紹介してもらえましたが
・・・やっぱり駅から遠い!


”尋ねかた”がおかしいのか?
そう、こうした生成系AIでは
指示の仕方によって、全く変わるようです。

次には、そうした尋ね方について
考えてみます。