あと数時間でiPhone8が発売ですね。

早速、手に届くかたや

iOS11に変更する前に

iTunesバックアップしようとするかた。

 

やっぱりバックアップって

大事ですよね〜

 

でも、最近の端末の容量増によって

iTunesバックアップをしようとしても

”バックアップ失敗しました”

なんて表示されて

バックアップできていないかたが

いるかと思います。

 

そう。

iPhoneやiPadも256GBモデルも出て

バックアップしようとしても

 

保存先となるmacだって

FlashやSSDを搭載しているから

満足いく容量が無いんですよね〜

 

 

だから、iPhoneやiPadを

iTunesでバックアップしようとすると

空き容量が無いって

怒られちゃいます。

 

土地で言えば

銀座の一等地のような

高いストレージ領域の

Flashにバックアップをしておくなんて

やっぱもったいない。

 

そんなときは

大容量の外付けディスクなどに

保存しておくほうが安心。

特に外部のRAIDディスクだったら

ディスク障害にも

少しは安心ですよね。

 

でも、そんな方法って

なかなかマニュアルにも

書いていないのが実情です。

 

・・・とはいえ

機種変やiOS11へ変更する前に

バックアップしておかないと

スムーズな移行ができません。

 

そんなときのために

また、通常の安心利用のためにも

準備しておきましょう!

 

あまり書かれていないから

ちょっと分かりやすく

書いておこうと思います。

 

ちょっと難しいかもしれませんが

がんばっていきましょう〜!

・・・但し、自己責任でお願いしますね〜

 

なお、バックアップを

ぜんぜんやってなかった方は

結構 時間がかかるかと思いますよ。

 

頻繁にバックアップをされているかたは

最近のiTunesは賢くなって

差分でやってくれるから

少しは速いんですけどね。

 

 

1)まずは何よりmacの空き容量の確保

 

 ゴミ箱の中の不要なファイルは

 ゴミ箱から消去して

 

 あまり使わないファイル

 特に、前に作ったような

 DVD書き出しのisoファイルなどが

 あれば外部のディスクに

 移動しておきましょう。

 

 

2)iTunesのアップデート

 新しいデバイスやOSに対応するため

 iTunesのアップデートをしましょう。

 

 macはAppStoreのアップデートで

 確認すると、セキュリティなどの

 たまったアップデートもあるかも

 しれませんね。

 

 

 

3)とりあえずバックアップしてみる。

 容量が足りてれば、それでイイんだけど。

 

 

4)やっぱ、容量不足のエラーが出たら・・・

  iTunesの環境設定から

  本当のありかを確認。

  

  デバイスの項を確認。

  過去のデバイスのファイルがどんどん出てくるはず。

 

  ここで、該当の機種のファイルを右クリックして

  Finderで表示を選びましょう。

 

  すると、Finderのウィンドウが開いて

  本当のありかが出てきます。

 (Finderの移動タブで

  Commandキーを押して

  ライブラリを表示させて

  たどって・・・って

  面倒だから、コレが一番確実と思う)

 

  ※このFinderの画面は

   後で使うので

   そのままにしておいてください。

 

 

  通常は そう。

  メインのディスクになってて

  容量も結構あるんですよね。

 

  バックアップが失敗していると

  これらが新しい日付には

  なっていないはず。

 

  それに、その下にある

  ストレージの空き容量が

        寂しい値になっているかも。

 

 

5)さて、これらのファイルを

  がさっと移動させちゃいましょう。

 

  新しいFinderのウィンドウで

  外部ストレージを開いてから

  任意のところに

  新しいフォルダを作ったのち

  このライブラリのBackupを

  がさっとコピーします。

 

 

6)そして、ちゃんとコピーできたら

  この元のライブラリのファイルは

  ゴミ箱へやっちゃいましょう。

  ・・・でもまだ完全には消さないでね。

  ちゃんと移行できてから消しましょう。

 

 

7)iTunesへファイルが移動したことを

  覚えさせよう

  次に、ここからが

  ちょっと面倒なんだけど


  iTunesに、iPhoneやiPadデバイスの

  デバイスバックアップの位置が

  変わったよ〜って教えなければなりません。

 

  ・・・でないと

  また、iTunesが

  メインのドライブにバックアップを

  作ろうとします。

 

  また新しいFinderから

  左側の”アプリケーション”から

  ”ユーティリティ”フォルダにある

  ”ターミナル.app”をダブルクリックします。

 

  すると、白い背景に何か英語が書かれた

  画面がでてきます。

 

  Last login: 〜・・・(名前):$□ とか

  出ているかも。

 

  気にしないで

  このウィンドウをカチッと一回クリックして

  この窓の中にうつり

  キーボードで半角英数モードにして

 

  ln -s って打ちます。

  エル エヌ 半角すぺーす マイナス エス

  リンクを作ってね〜っていうコマンドです。

 

  次にEnterも何も打たないで そのままの状態で

 

  5)の項で新しく作った

  外部ストレージの

  Finderの一つ上の位置

  Backupのフォルダを指定して

  これを この7)の 白い窓に

  ドラッグ&ドロップします。

 

  すると、あたらしいバックアップの位置の情報が

  白の窓に記載されるんですよね。

       いちいち打たなくていいから便利!

 

  もし、フォルダの記述が足りていなければ

  正しくしておいてください。

 

  次に スペースを一回押します。

        (区別をする意味があります)

 

  続いて

  4)の項で出てきた

  元のiTunesのBackupファイルがあった

  ライブラリバックアップの

  ひとつ上の場所に移動して

  また同じように 7)の白い窓に

  ドラッグ&ドロップします。

 

  すると、元のライブラリの位置が

  コピーされるんですよね

  こちらも、足りなければ

  修正しておいてください。

  

     全体的には

  ln -s (新しい保存先)(スペース)

      /Users/ユーザー名/Library/Application\ Support

      /MobileSync/Backup

 

  ・・・って感じです。

 

  ここでやっと、Enterです!

 

      うまく行くと、このように

  Macintosh HD>ユーザ>(名前)>ライブラリ

  >Application Support>MobileSync

  の下に、Backup という エイリアス が

  ピョコっとできます。

 

  要は、 外部のストレージのリンク先が

  このメインのディスク

  Macintosh HD>

  の、iTunesさんが保存させたいフォルダに

  仮想的につくられたということです。

 

  ちなみにこのエイリアスをクリックすると

  ゴミ箱ではない

  さっき5)でコピーしたフォルダが

  出てくればOKってこと。

 

  お〜すばらしい!

 

  (補足)今回はmacでやりましたが
  Windowsの場合は シンボリックリンクを
  作成するかたちです。
  mklink  /d  "元のフォルダ(作成したい所)"  "新フォルダ"
  って感じですね。

  macとは逆なんだよね。
  C:¥Users¥.....¥AppData¥Roaming¥Apple Computer

  ¥MobileSync¥Backup <<===>> (他ディスク):¥_BAK¥BackUp¥ の

  シンボリック リンクが作成されました・・・とかね。

 

  ちなみにWindowsのアイコンは

  ショートカットのように

  左下に矢印が出て、同じっぽいんだけど

 

  シンボリックリンクの種類は ファイル フォルダー

  ショートカットの種類は   ショートカット。

  •••そのまんまやん。

 

 

8)さぁ、再度iTunesにつないで

  バックアップしてみましょう。

  うまくいってると

  外部ストレージに

  一生懸命バックアップしはじめます。

  久しぶりの方は、結構時間がかかります。

 

 

9)バックアップが成功したら

  一度、macを再起動してみましょうか。

  そのあと、iTunesを起動して

  4)の操作を再度実行して

  Macintosh HDのライブラリではなく

  新しい外部ストレージになっていれば

  もう、安心ですね。

  iTunesちゃんが、あたらしいフォルダに

  ありますよと認識しています。

 

 

10)ゴミ箱に移動した

  元のファイルはもう要らないので

  完全に削除しても良いでしょう。

 

  これで、バックアップもとれて

  Macintosh HDの容量も増えて

  バッチリですね!

 

 

さぁ、新端末に 新OS。

バックアップもとれたので

安心して有意義に使っちゃいましょう!