前の記事で、子ども達に勉強しなさいと言わなくなったと書きましたが、それは子ども達に何も言わなくなったという事ではありません。

逆に親として伝えたい事はガンガンに言っていました。

 

その中の1つがタイトルの「夢は目標であれ」です。

 

私は「夢」って言葉には2種類のニュアンスがあると思っていて、

1つは漠然と「こうなったらいいな~」と願う『夢物語』のようなもの

もう1つは、実現したいと決意する『目標』のようなもの

 

人を成長させる「夢」って絶対『目標』の方だと思うんです。

なったらいいな~って思いは思ってるだけで行動が伴わない。

明確に『目標』を据えるから頑張れるんじゃないのかなと。

 

だから子ども達に志望校をハッキリと口に出させました。

「落ちたら恥ずかしいから黙っておこう」じゃなく、目指す所を公言せよと。

 

以前TV番組で、新体操のジュニアの強化選手の監督さんが、選手を選ぶ際に面接をして将来どうなりたいかの質問をすると。

「オリンピックに出たい」と言う子より、「メダルを取りたい」「金メダルを取ります」という子を、その時の実力がやや劣っていても選ぶと言われていて。

 

言葉って大事だと思うんです。

大きな声で言ってしまったら出来ないと恥ずかしい。だから頑張るしかない。

口に出せないのは自信がないから、覚悟がないからでもあったり。

 

でもだからこそ『目標たる夢』を語る価値はあると思うのです。