ふぁいっ。
昇希です。
冬の感じが一気に消えましたね。(まだ夜とかは冷えますが)
時は着実に流れてるんだなぁと思う今日この頃。
今回は週末に見た2つの公演の感想をのんびり書きたいと思います。
まずは、土曜日に観た、
劇団ひとみしり 第3回公演
『心の澱』
「澱」の読み方がわからず、「え、何?よど??」ってなってましたが、正解は「おり」でした。さっぱり。笑
「パジャマゲーム」でお世話になった三角ダイゴさん、少しだけレッスンをご一緒したことがあるむぎちゃんが出演されていると聞き、是非観に行きたいと思っていました。
フライヤーからイメージが掴みにくく、どんなテイストの作品なんだろ?と思ってました。
劇場に入るなり、そのイメージは更にわからなくなりました。
全体的に貼られた紙と付箋。
よく見ると、付箋にはメモ?が書き込まれていました。まるでその場の思い付きを書きなぐったような文字達が。
物語は、似たような過去を歩んでいる男の子と女の子の二人が、自分の日記を見て、過去を振り返るような話に感じました。
中でも気になっていた、動いたり話したり暴れたり踊ったり?する6人の存在。
出来事に対して付箋で遊びながら気持ちを吐いているのを見て、この人達は、この2人の中で動いている色んな感情や思考たちなのかと思いました。
取り繕ったり、俯瞰したり、純粋だったり、卑劣だったり…。
人の中にある綺麗な感情と汚い感情が交錯していて、まるで自分の心をまさぐられるような気分になりました。
孤独や別離に苦しんだ2人だったけど、その中で女の子は、孤立を貫くことを選んだのでしょうか。
心の底を叫び、全てをぶち壊して、周りの世界、他人を捨てることにした、そんな風に感じました。
逆に男の子は、そんな世界や他人を受け入れる、そうやって進んでいくことを選びたがったように見えました。
褒め言葉のつもりで言いますが、全然スッキリ終われなかった。
モヤモヤが心に残りっぱなしで、良い意味で裏切られた作品でした。
今の自分に刺さることも多くて、個人的にはこの作品が「警鐘と試練」のように受け取りました。
進みたい、進まなきゃと思う自分へ「危険だし、無意味だから進むな」というメッセージを、受け止めて従うのか、それでもと抗うのか、何かを試されているような気分になりました。
Twitterでも言いましたが、そういう意味で、今の自分が見るべき作品だったのではないかと思いました。
三角さんの芝居してる姿を久々見れて嬉しかったです。ハイライトは紙に「がおー」とワニみたいなの描いてたところ。
むぎちゃんは愛想を取り繕う意識?の役かな。また新しいむぎちゃんの表現を見れた気がしました。何回みても飽きないお芝居…、尊敬してます。
(パジャマゲームで共演した石川さつきちゃんが一緒に観劇してくれました、ありがとう!次会う時はいつもの身長で来てね)
そして、昨日、日曜日は、
『Dance Studio SWINGBEAT REVUE Xlll』
芸術創造センターのホールに初めて入りました。アートピアに負けない広さ。笑
こちらもパジャマゲームでお世話になった山崎未友季さんが、
そして去年の9月、昇希の初舞台で共演した松本萌花ちゃんが出演されていました。
ダンスのみの公演を見るのが初めてだったので、どんなものかなと思ってました。
いろんなジャンルの曲の中で、それぞれのダンサーが本当に楽しそうに踊ってて、見ているこちら側にその楽しさをお裾分けしてもらえた感じ。笑
一緒にストレッチするのは面白いなと思った。笑
個人的には馴染みのあるミュージカルの曲なんかは、歌いたくもなり、印象強く残っています。
それから、改めてですが、やっぱ踊れるのってカッコ良いですね。
昇希、未だに踊りは不得手な部類なので、これを機に習ってみるのも良いなと思ったり…?
未友季さんも萌花ちゃんも踊ってる姿がカッコよく、ついつい見入ってしまいました。
この2日間で見た公演、どちらも素晴らしく、素敵な方々と共演したり関われていたご縁に感謝する週末でした。
同じく観劇に来てたり、スタッフ手伝いをしてた、パジャマゲームで共演したキャストの方々(磯貝理香さん、石濱由真さん、下田朝日くん、市川太一さん、堀内穣くん)にも会うことが出来ました。
ちなみに金曜日には山下晃正くんにも会いました。
昇希の個人的な用事に手伝ってもらいました。改めてありがとう。
…良いものを見ると、自分も何かやりたい!と思うわけで。
そのエネルギーを発散させる場所を見つける旅はまだ続きそうです。笑
変わらないのは、自分から動かないと何も始まらないこと。
暦の上では春。沢山の人が場所を変える時期に、昇希も変わることがありそう?
まだわからないけど。
明日からも探し続けます。
それでは。
昇希