記名は印字やスタンプでもOK。
署名は自署。
今日の問題は在留資格認定証明書交付申請の署名欄。
短期滞在でクライアントが来日した際に
サインを頂いて、
自分の中では完璧!と思っていたのですが、
いざ窓口に提出すると、
「この方は既に出国されてますよね?」
との指摘。
「では、私が署名しましょうか?」とその場で言うと、
取次と代理人が一緒ではダメだと仰る。
「じゃあ、取次の意味が無いんじゃないですか?」
と言うと、
向こうはオロオロしてました。
確かに申請人が国内にいなければ、
受付出来ないというのは、
以前にも家族滞在の認定で経験しました。
その時は、国内の代理人にあたる親も、
本国へ帰っていたので、
返却された書類を持って、
帰ってくる親を
空港へ迎えに行くという経験もありました😅
そんな苦〜い経験を思い出しつつ
「そうか。困ったなぁ。」と言う事で、
書類を貰って帰りました。
帰りの車を運転しつつ
「また、この為だけに申請人にらいにちしてもらわないといけないのかなぁ」とか
「今回は赤字どころか、信用を失うかもなぁ」
などと思いながら、
かなり落ち込んで帰りました。
事務所でもしばらく考えましたが、
良い案も浮かばず、
入管のインフォメーションに電話。
しかし、答えは同じで、
申請代理人と取次が一緒ではダメだと言う返事。
「代理人が委任状を貰ってもダメなのですか?」
と聞くと、
それも資料を見る限りは難しいとの返事。
電話を切って、
八方塞がりを感じつつ、
審査管理部門にすがる様に電話、
開口一番「ちょっと困ってまして、教えて下さい。。。」と言うと、
「先ほど窓口に見えた先生ですよね?」
と言われて、
どうも私が帰った後に、
窓口の中で少し議論があった様子。
電話の相手の声は少しベテラン風の男性で、
スラスラと答えを教えてくれました。
答えを聞けば「な〜んだ。」って感じです。
最初に窓口で応対された方は、
新人さんだった様で、
まぁ、自分も新人だし、
それはお互い様。
県会からの注意事項で
入管の窓口で喧嘩する行政書士がいるので、
くれぐれも控えるようにという御達しが、
私の心のトリガーを押さえてくれましたが、
今日はそんな行政書士の気持ちも少し理解出来た
ような気もしましたし、
それを窓口で対応する相手の気持ちも、
垣間見た気がします。
こういう時こそ、謙虚に、
そして親切・丁寧・迅速・的確ですね😉