今回は大学付属校のテスト意識について綴っていこうと思います。
まず、受験校の人たちは人生のかかった受験が控えています。
つまり、勉強をさぼってしまっては不合格という辛い道が待っているのです。
学校の全員がこの意識を持っていると、自分もやらなければ置いていかれてしまう。
と感じるのではないでしょうか。
それに対して、大学付属校は受験がないので、のびのびと勉強に励みます。
その為、大学までエスカレーター式で内部進学をする学校は学校の雰囲気が緩くなります。
これが私たち内進生特有のテスト意識を生むのです。
内進生が持っているテスト意識!?
皆さんは定期テストは何を目指していますが?
全教科80点以上!!
とりあえず全教科平均点以上!!
など意識を高くもって勉強に励むことでしょう。
これは大変すばらしいことです。
もちろん大学付属校の中には、こうした目標をもって勉強に励んでいる人もいます。
ですが私を含め多くの人は、赤点を取らないことを目標に勉強しています。
なぜそんなに低い目標なんだと思った方もいるでしょう。
ずばり、赤点さえ取っていなければ大学へ進学できるからです。
最低限はしようと思うと、これが目標になってしまうのです。
赤点を取らない勉強とは
まず二週間目になった時点で、私は定期テスト勉強を始めようとします。
この時にはまだ目標が、平均点以上を取ろうというものだったりします。
ですが、ここでまだ二週間あると思ってしまうのです。
するとなぜか余裕を感じてしまい、勉強しなくてもいいやとなってしまうのです。
こうして定期テスト一週間前を迎えて、ようやく焦り始めます。
赤点を取ってしまうという危機感から勉強を始めるのですが、なぜかここでもまた余裕を感じてしまいます。
そしてある程度やったら寝てしまうのです。
こうして迎えたテスト前日。
本当に冷や汗が出てきて、口癖が「ヤバいよ!今回は赤点だ」となるのです。
そして3時過ぎまで必死になって勉強をしました。
これが五日間ほど続くのです。
最終日にはあまりの睡眠不足から、手汗が止まらなかったり頭痛が襲ってきます。
こんなにもどうしようもない勉強法ですが、これで赤点を回避できてしまうのです。
するとなんだかんだで、追い込まれてからやればできる。
と思ってしまうのです。
つまり極限に追い込まれて、やっと頑張るのです。
これは大学付属校の皆がなるわけではありませんが、こうなりやすいのです。
大学付属校で、意識高く持って勉強することは本当に難しいです。