今回は一貫教育校のデメリットについて綴っていこうと思います。
皆さんは、一貫教育校のデメリットは何だと思いますか。
私は、大学付属校の最大の特徴である受験がないところが長所だと思いつつ、短所でもあると思います。
この文を見て、受験がないのなんて良いに決まっていると思った方もいるかもしれません。
しかし、それは正しいのでしょうか。
皆が当たり前のように経験する受験というものを、一貫教育校では経験することがないのです。
すると世間での当たり前が、大学付属校では当たり前ではなくなるのです。
これは大きな違いのように感じました。
受験知らずだから起こること
普通の受験を経験していない私が言うのもあれですが、受験は相当きついはずです。
死に物狂いで勉強をし、それでも第一志望に合格できるのは一握りという世界なのです。
ここまでシビアな世界はそうないと思います。
ですがこの受験を経験するからこそ、大きく成長できるのではないでしょうか。
極限まで追い込むからこそ、得られるものがあるはずです。
それが一貫教育校では経験できないのです。
つまり勉強の本当の厳しさを知らないのです。
これは大きなデメリットと言えるでしょう。
勉強面に関してもデメリットがある!?
何度も同じことを言いますが、大学付属校の私は一般的な受験を経験してきませんでした。
なので学校での勉強面に関しては、少なからず苦労してきました。
中学校や高校から入ってきた子たちは受験をして入ってきました。
そのため、効率のいい暗記の仕方や勉強をする上でのコツなど、勉強の仕方が分かっています。
それを私は知らなかったのです。
なので同じ勉強時間でも、私は彼らと同じような点数はなかなか取れませんでした。
地道にたくさん勉強をして、自分でそれなりに勉強のコツを見つけてきましたが、それでも受験をしてきた子たちには及びません。
人生をかけて自分と向き合って勉強をしてきたからこそ、得られたものが彼らにはあるのです。
これはどう勉強しても、私には得られるものではありません。
ですから私は、人生をかけて受験して入ってきた彼らを尊敬しているとともに少し羨ましく感じてしまいます。
贅沢かもしれませんが本当にそうなのです。
大学付属一貫校には、受験をしなかったからこその悩みがあるのです。