早朝、寺の境内を散歩していると・・・

体長20cmくらいのムカデを発見!
体は黒々、あたまは赤く、厳つい。堂々たる姿。

前方の脚でエサを抱えて歩いている。虫だろうか。
無視して去ろう・・・とは思わず、しばし観察していると、こちらの方へやってくるではないか。

「ここはひとつ、からかってやろう」と息をふーっと吹きかけてみると・・・

なんと、ムカデは持ち物を放って石階段の隙間へと一目散に駆け出し、いそいそと隠れてしまった。

立派な体躯に尻に毒針まで拵えていながら、なんて臆病なのか(笑)
なかなか可愛いところがあるもんだ。

そういえば、このムカデはなにを持っていたのだろうと見てみると・・・
他のムカデのものらしき、大きな肉片だった。


お前の方がよっぽど怖いわ!