歩き方を意識するようになって色々と試しながら歩いているうちに、写真のように手を後ろで組んで歩くと肩が疲れないことを実感した。

手は振らないほうが良いと思うものの、やり場に迷い、力を抜いているつもりでも肩に負荷が掛かるのか、疲れを感じていた。

僕の場合は両手の小指と薬指を絡ませるように後ろで組んでいる。このように後ろ手で組むと自然と肩の力が抜けて、歩いていても肩が疲れない。

【古武術に学ぶ体の使い方】の中で甲野善紀氏は「体を意識的に〈使わない〉ということは、より効果的に体を働かせることができることだと思います」と言っておられ、これもその一環だと考えている。

ポケットの中に手を入れたり、その状態で股関節(両脚の付け根あたり)に手を固定してみたりもするけど、今のところこのばあちゃん歩きが一番肩が疲れずに歩ける。

冬の寒い時期のために買った地下足袋も自分的に暖冬だったのでほとんど使うことがなく。もっぱら足袋+雪駄。

親指と人差し指で鼻緒を摘んで歩いていると自然と足指が意識されて良いように思う。
その上足袋だと雪駄の上で滑るので、上り坂などはしっかり摘んでいないと脱げてしまうので尚更意識する。

生活 是 鍛錬とするにはとても良いと思っています。
ばあちゃん歩きと組み合わせるとより捗りますよ〜