物事の真実や裏を知る重要性!

みなさん。こんにちは。いつも僕のブログをご購読頂き有難うございます。

昨年のブログでも記事を書きました。

前回の続きで大人の事情=ビジネスについて

行政書士試験業界の話です。

ブルーオーシャン戦略

ブルーオーシャン戦略とは、競合と血みどろで戦っている市場(レッドオーシャン)での競争から抜け出し、まだ生まれていない市場(ブルーオーシャン)で戦うための戦略です。ブルーオーシャン戦略は、W・チャン・キムとレネ・モボルニュによって提唱されました。

レッドオーシャンでは、各社がしのぎを削って、限られたパイを奪い合い、次第にコモディティ化が進み、競争がさらに激しくなっていきます。その中で、競合を倒そうとするとかなり経営資源を費やすことになります。

一方で、ブルーオーシャンは、市場として未開拓なので、利益の伸びを大いに期待できます。未開拓の市場を探すのはたやすいことではありませんが、ブルーオーシャンは市場を再定義し、既存の産業を拡張することによって生み出せると言われています。

ここまではどんな教科書にも書いてる事です。むしろレッドオーシャン市場の記載のほうが多いかもしれませんね。

しかし市場全体が全体的にシュリンクしているような場合はどうなるだろうか?レッドオーシャン市場だけでなくそこの受け皿となるべきブルーオーシャン市場も必然的にシュリンクしていく。そしてブルーオシャンのポジショニングとサービスそのものが大多数の顧客から忌み嫌われるような存在である場合など。

そもそも戦略についての検証や考察は大企業であればその成功例や失敗例も含めて公表されて評価されてもいいだろう。

しかし大部分の中小企業などでこのような戦略や成功例(しかも上記のようにポジショニングやサービスが大多数から忌み嫌われてるもの)を声高に自分の成功だと主張してもそれは、売り手や製造側からの成功であって全体顧客視点から真の意味喜ばれるものという成功ではないかもしれない。気付きや戦略を自慢したいのはわかるけど。全体顧客へのメリットって何?なんです。

そもそもレッドオーシャン市場でも勝負できる売り手が単純に競争を避ける目的で、ブルーオシャン市場にポジションを移動し、高みの見物のように、レッドオーシャン市場のサービスや批判を展開したり、そこにもいない異質の顧客などを馬鹿にしたら誰でも不愉快だろう。

そしてレッドオーシャン市場の住人が酷いから、己のブルーオーシャン市場の存在があるんだ。と言わんばかりの効率性という名目の面倒臭いという言い回し。顧客からみれば『お金払ってそれはないだろう?』なんです。

レッドオーシャン市場自体が価格競争に走るか?コストを削減したうえでより良質のサービスを提供することに迫られるかもしれない。

特にサービス自体が多様化していれば競争は激化する。ある意味消費者の価値観に合えばそれはそれで喜ばしいことなのかもしれない。

一方競争から抜け出したブルーオーシャン市場が上記のようにもし世間の評価的に受け入れられないポジションであると仮定すれば、ますますそのブルーオーシャン市場がシュリンクすることが予想されるわけで。

そこでブルーオーシャン側の売り手や製造側の次に打つ手が非常に大切なのではないだろうか?

①市場そのものに刺激を与えて活性化させたい。=これが行き過ぎると、顧客(顕在的顧客、潜在的顧客)市場全体の仲間に対して自分が期待せざる結果を招いてしまうかもしれません。

この①の意味はどういう事だか解りますよね。笑そう『弱者の戦略』です。

②自らがその市場から撤退して新たなブルーオーシャン市場を創造する。

③差別化と低コストは表裏一体です。要するに差別化サービスを実行することが経費削減につながりひいては低コストという結果として現れます。

ブルーオーシャン市場ではこの差別化と低コストを両立することが可能となります。読者の方に誤解して欲しくないのはここで述べる低コストの意味は売り手や製造側の立場からの話です。

ここでどこかおかしいな?と思いませんか?

重要!!

低コストになれば、当然利益は顧客や買い手にある程度還元されなければアンフェアです。顧客は不満を感じます。そもそもビジネスとは両者がwin-winの喜ばしい関係にならなくては意味がないですから。(顧客がその価格に納得して真実を知って高いコストを払う場合は別)【何度も類似サービスを利用してる方なら、どこでその低コストが還元されてるの?お金や時間には見えない価値?現在あるいは将来?それは絶対確実に享受できるサービスなの?です。】つまりこういうことを現実的に明示して顧客に夢を見させてあげることができますか?

成功例を出せばユニクロ。これはブルーオシャン戦略でリーズナブルな価格で普段着が入手できる。

差別化のサービスを片側では批判される(場合によっては他の代替サービスの存在や有料あるいは無料にせよ新サービスの登場など)と場合によっては『低コスト戦略』そのものの屋台骨が揺らぐ場合があるわけです。(まあ。ここではその差別化サービスの真の目的を語るのはやめときましょう。)

そうそう。初めに低コスト戦略ありきでそれに後付けのように差別化サービスをつけたらどうなるでしょうか?

もし差別化サービスに権威やブランドがバックにつけば低コスト戦略をオブラートに包み隠すことができます。笑
市販されたコモディティ商品の使用!

具体例としてはこれに確証バイアスを用いて、繰り返し、繰り返し、権威やブランド、ツールを正面に全面的に押し出すことにより、
その利用や価値観を絶対的なものとする。権威やブランドが強ければ強いほどよい意味でのハロー効果を発揮します。

しかし形式より実質を考えれば本当に絶対に必要なサービスですか?なのです。
且つ高い、!本来のポジショニングと量ならそれはないよね。と

やるべきことはミニマムになっていくはずなのに、実質的に量が足りないなど、やったら逆に枝葉末節の知識など。

知識の切り売り、小出しにして高価格のサービスの提供。

矛盾してただ単純に受験生を煽っているだけなのです。

出来る受験生はわかってます。+αを科目や論点に適宜応じてやって、点数のみにコミットすること。

やるべき部分、やらなくていい部分は+αで良質のコーチングや個人指導を付加する!トランザクティブメモリーでも良い。

単純に低レベルの汎用性って、ポジショニングと課題が違えば評価されないのです。

差別化サービスの絶対的な必要性について合理的な説明ができずにどうしても価値規範的な方向に進んでしまいますよね。

高価格と使用の強制もブランドやツールの確証バイアスを用いれば『それが当然』とばかりの都合の良い言い訳です。いわゆる虎の威をかるマウンティングおじさん講師

でもオリジナル【本物】がそこまでしつこく言いませんよね。

物事は表裏一体。両方の視点から俯瞰してみることが必要かもしれません。

ところであなたならシュリンクしたことに対してどんな手段を打ちますか?、そしてどのポジションに行きたいですか?あるいは新しい市場を創造したいですか?

上手くいかなければ売り手として逆ギレして笑、自分と異質な市場の価値観やサービスを徹底的に破壊してコキおろしたいですか?
それとも全く本質から外れた頓珍漢な方向付けで批判をくりひろげたいですか?

利用の有無いずれにしてもtwitterで同業者や独学者、受験弱者をこそこそと小馬鹿にして苛めて楽しんでいるようですね。

そこにあなたの人間性が現れると思います。どんなにビジョンだのミッションだの口先だけの綺麗な言葉を吐いても見えてしまうのです。

そして競争のない世界(ブルーオーシャン戦略)は売り手には一見優雅ですがそこに関わっている一部の方は海面下ではものすごく苦しいつらい思いをしているかもしれませんね。そのサービスによっては。つまり一番おいしい思いをしてるのは売り手だけかもしれませんね。いや実際はそうでもないでしょう。そういったやるせない気持ちが弱者の戦略として公然と市場に対する刺激や挑発として出てくるのであれば、残念だなという同情よりフェアなやり方で土俵に乗れない手法に対し実情を知れば心底軽蔑されるでしょう。

もともと共感を得られないならなおさらのこと。

戦略を口にする場合は、軽々しくそれを口にせず周りや関係者にどんな影響があるかな~とか少し考えてみるのもいいかもしれませんね。そのサービス内容によっては。

『その為にもインフォーマルな鍵付きのお部屋』があると思うのです。

僕は大人の事情=ビジネスが悪いと言っているわけではありませんのでご了承ください。

難しいこと考えなければ、自分基準では不要だから上記のようなコンセプトのブルーオーシャン市場のサービスは利用しない。ただし、顧客(広義の意味)を不愉快にさせることはすべきでない。それだけのことなんです。



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