私は今回のニュースを見て、
とても考えさせられました。
過去に1000万円の特殊詐欺被害に遭った70代女性が、
再び700万円をだまし取られたそうです。
ニュースを見た人の中には、
「なぜまた騙されるの?」
と思う人もいるかもしれません。
でも私はそうは思いません。
なぜなら、
詐欺師は騙された人を再び狙うからです。
実はこれ、
詐欺の世界では珍しい話ではありません。
空き巣に入られた家が再び狙われる。
それと同じです。
一度被害に遭った人は、
詐欺師から見ると
「話を聞いてくれる人」
として見られてしまうことがあります。
今回の女性も、
「被害金を取り戻せるかもしれない」
という言葉を信じてしまいました。
失ったお金が戻るかもしれない。
そう思ったのでしょう。
その気持ちは痛いほど分かります。
もし自分が被害者だったとしても、
同じように期待してしまうかもしれません。
だから私は、
被害者を責める気にはなれません。
問題は、
被害者の判断力ではありません。
人を騙すために作られた仕組みです。
詐欺師は、
不安を利用します。
焦りを利用します。
そして希望までも利用します。
だからこそ、
私は繰り返し伝えています。
今は振り込まなくていい。
今は送らなくていい。
一人で決めなくていい。
迷ったら、一時間。
たった一時間でも、
冷静になれる時間が生まれます。
そしてその一時間が、
大切なお金を守ることがあります。
もしこの記事を読んでいるあなたが、
今、何か少しでも迷っているなら、
どうか急がないでください。
その判断は、
一時間後でも遅くありません。
私はそう思います。









