こんにちは。

今週、今の出向元から正式に今月末での出向期間満了の内示を受け、残る出向元の勤務は来週1週間となりました。

 

2021年10月の出向時点では、まだ感染症の流行も収まらない中だったのと比べると、すっかり世間の雰囲気も国際情勢も大きく変わったように思います。

 

また出向の所感については来週末に触れるとして、まずは残り1週間にやるべきことを一通り仕上げ、自分の後任に円滑に引き継いでいくつもりです。

 

それにしても通算で2年9ヶ月、今の勤務場所で出向元の本社に次いで長い期間を務め上げることになったのは想定外であり、私にとって本当に良い縁でした。

 

 

  辛さが早く出る甘辛カレー

 

さて、本題のグルメ記事は1件、そんな仕事に一区切りが見えた今週末に秋葉原駅を訪れ、構内のポスターでエイプリルフール関連ネタでポリコレ(失笑)にプチ炎上させられた某VTuberの健勝ぶりをチラ見してから、

 

駅前のヨドバシカメラの路面という好立地に2022年10月に開業したカレー店「旨辛カレー専門店 白洋亭」を訪れました。

2024グルメ記事 #45

 

 

メニューを見ると虎ノ門でもお馴染みの「上等カレー」によく似ているなあという印象で、

 

そんなに広くない店内にはカウンター・テーブル席が配されており、飾りっ気はあまりなくごくシンプルです。

 

そして今回は、一番人気にしてスタンダードな大麦仕上げ三元豚を使ったとんかつカレーでした。

 

 

やっぱり上等カレーに瓜二つと思いつつも、甘いベースにスパイスが効いた辛さは、思いの外刺激的です。

 

そしてライスとカツのボリュームはほどよく、目新しさこそないものの美味しくいただくことができました。

 

秋葉原駅周辺の飲食店では過度の混雑もなく、味も上々でスパイスの辛さがダメという人でもない限り使い勝手の良いお店という印象を受けます。

 

 

  食堂は「省庁の中の省庁」ではなかった

 

そしてもう一つは、今週の霞ヶ関の各省庁食堂巡りですが、今回は第二次世界大戦中の1943年に竣工した伝統と一種の威圧感が特徴的な財務省を取り上げます。

 

 

戦前・旧大蔵省の時代から「省庁の中の省庁」と呼ばれ、今も予算査定権と税制という巨大な権限を有する一方で、庁舎は2020年に耐震等の大規模改修を行ったものの築80年を超えるだけに内部は非常に年季が入っています(汗)。

 

特に、通用口から食堂に向かう際に通った地下フロアは、

 

昭和の雰囲気を色濃く残した無機質な佇まいで、中でも仮眠室(写真2枚目)が複数設けられているのは、休日や深夜を問わず働き続ける職場風土を体現する印象です。
 

そんな財務省は、地上5階と建物としてはそこまで大規模ではないものの、1つ1つの部屋が広くないため3つの食堂が設けられており、

 

 

その1つが今回利用した「テゾリーナ」でした。

2024グルメ記事 #46

 

現在は一般国民も利用可能なこの食堂は、入口(外観)は他の執務室等と同じく華やかさの欠片もないものの、

 

内部はそこまで広くない中に座席を詰め込んでいるため手狭ながら、昭和時代の豪華な部屋という印象を受けます。

 

というのも実はこの食堂はかつて大蔵省の幹部専用食堂だったそうで、後に広く大蔵省職員に、さらに現在は一般開放されるに至っており、公務員組織ながら幹部とそれ以外を明確に区別する点もどこか大蔵省らしいですね。

 

それはそうと、ランチメニューは他の官公庁の食堂の洋食メニューとそこまで差があるものではなく

 

今回いただいたジェノベーゼのパスタも、悪くはないなあと思う程度でした。

 

ただ、サラダ・スープ・ドリンクバーが付き、数量限定でデザート(この時は写真2枚目右下のコーヒーゼリー)もいただけるので、メイン以外にサラダ・スープも適度に食べたい方にはお得感があるかもしれません。

 

ちなみに値段は900~1,000円くらいが相場なので、安さを求めるにはあまり向いていない気がします。

 

(出典:財務省ウェブサイト)

 

いずれにしても、食堂は「省庁の中の省庁」となっていないのは財務(大蔵)官僚の自制心なのか、それとも優雅な食事を楽しむ時間もないのかと思うと微妙な印象です。

ではでは。