こんばんは。
今週末、よく知らない日本の音楽グループのMVが炎上して事実上のお蔵入りになったようですが、その理由が近世の探検家コロンブスを巡る描写とのことでした。
これについては「いつもの馬鹿馬鹿しいポリコレかな」と当初は思ったものの、実際見てみると日本人の視点からしても「さすがにこれはないだろ」と思う内容です。
私は歴史上の偉人を現在の価値基準で評価することには否定的な立場をとっている一方で、現在の作品として表現する上で、少なくとも商業ベースでは今の価値基準を考慮した方が利口だと思っています。
ただ、どんな歴史上の偉人でもプラスとマイナスの両方の評価が存在する訳で、コロンブスを悪逆非道な侵略者としてのみ評価するのも浅慮であり、新大陸を「発見」し世界を新たに切り拓いた功績を無視することはできません。
とかく(僭称を含め)被害者とされる側に偏りやすい現代の歴史観もまた、これまでの政治や社会の変遷にあってはかなり異質のものであると再認識する必要があります。
外回りついでの日本橋ランチ
さて、今回のグルメ記事は7月からの仕事の関係で訪れた日本橋から1件、日本橋三井タワー地下1階の飲食店街に入る「シンガポール 海南鶏飯」を取り上げます。
2024グルメ記事 #44
平日のランチタイムというのもあって、周辺のビジネスマンを中心に多くのお客さんが入るこのお店は、その名のとおり
海南鶏飯を筆頭にシンガポール料理を現地の味で楽しめることで、10年前のオープン以来人気です。
特に、海南鶏飯(シンガポールチキンライス)は駐日シンガポール大使館の御用達の品だそうで、
そう聞けば、海南鶏飯のハーフ&ハーフのセットを注文せずにはいられません。
ランチ限定のこのプレートは、爽やかな味わいのスープとサラダが付き(写真中央右・右下)、ライスは王道のチキンのスープで炊き上げたもので(同左)、
チリ、ネギとショウガ、ダークソーヤの3種のソースと合わせたチキンをライスと一緒に美味しくいただきました。
そして、このハーフ&ハーフの意味は、シンガポール定番の蒸したプリプリのチキン(写真1枚目)と、カラっと揚がったチキン(同2枚目)を両方食べられる点にあり、食感は違えどライスに合う美味しさという点では同じです。
個人的には蒸したチキンの方が好みでしたが、初見で迷った時に両方をハーフで食べられるのは嬉しいですね。
値段は1,200円と日本橋ランチとしては標準的なので、駅や周辺オフィスビルからのアクセスの良さを考えると、ビジネスランチには割と向いていると思います。
千葉では2年ぶりとなる野球観戦
続いては、今週末に3日連続で訪れた千葉での野球観戦のダイジェストを取り上げます。
まず金曜日は、在宅勤務を定時で終えるとJR総武線・武蔵野線(京葉線)に乗って海浜幕張駅に移動。
この駅を野球観戦のため訪れるのは実に2年ぶりですが、
相変わらず最寄駅から遠いなあと思いつつ(苦笑)、15分弱歩いてZOZOマリンスタジアムを訪れました。
2024年シーズン:15試合目
到着時点で4回が終了しており2-2の同点で、相変わらずの渋い試合展開だったため、とりあえず遅めの夕食に球場グルメを味わうことにし、
我らが中日の根尾昂投手と同学年・同じ大阪桐蔭高校卒の藤原恭大選手がプロデュースする「ヤンニョムBOX」をチョイスします。
朝鮮語で表記していますが、要するに辛い唐揚げなのでポテトともども空きっ腹にはちょうどよかったです。
ちなみにこの日の中日の先発はロッテにも6年間在籍した涌井秀章投手、ロッテは3月のオープン戦でも見た種市篤暉投手でしたが、
ちょうどこの日が涌井投手の通算500試合登板とのことで、5回終了後にアナウンスとプレートの授与があり、ビジターながら奇しくも縁のあるチーム相手の節目の登板には、ロッテのファンも祝福を寄せていました。
先発投手メインでの500試合登板は、そもそも実績を長年残さないと達成できない偉大な記録であり、21年目の大ベテランを称えると同時に今後も活躍を願いたいです。
そんな試合は、満員御礼の発表(写真1枚目)や両チームのファン対抗による綱引き合戦(同2枚目)などのイベントを挟んで後半に入り、中日はロッテ内野陣の連続エラーを活かして1点を勝ち越し!
しかし、7回裏に2番手として登板した清水達也投手が、エラーと自らの暴投で1点を失い同点に追いつかれてしまい、今日も涌井投手の勝ち星は消えてしまいます。
別にエラーまでお付き合いしなくていいのにと心から思いつつ、この後は両チームとも継投で凌ぎ、
ロッテ3番手の益田直也投手からは定番の「益田劇場」を開演させたものの、勝ち越し点を上げるには至らず劇場は無事閉幕に至りました(苦笑)。
2024年シーズン:16試合目
2024年シーズン:17試合目