こんばんは。
先週、2022年の大雨で被災し運休が続く青森県のJR津軽線の蟹田~三厩間の廃止及び自動車交通への転換の方針でJR東日本と県及び沿線自治体が同意しました。
被災前の2021年度からJR津軽線の営業係数は青森~中小国間が3,226、末端部の中小国~三厩間に至っては8,582とかなりヤバい状況だったので、全くこの地域に縁のない人間としてはやむを得ない印象を受けます。
ただ、バス運転手等が不足する昨今にあってこの自動車交通が本当に永続的なものかは疑問です。
とはいえ同様に運休が続くJR米坂線と比べると沿線の姿勢はよほど潔く思えますし、叶わない復旧を訴え続けることは時間の浪費である以上、今回の地元の決断を尊重するとともに実用的な自動車交通網の整備を願っています。
試合前からマスコットデーは大盛り上がり
さて、先週末の名古屋旅行のダイジェストは日曜日のお昼前にバンテリンドームナゴヤに到着したところから再開。
この日は土曜日よりも早く現地に着いたのですが、
無料のステージショーが午前10時45分スタートだったのと、ショーの内容がマスコットデー仕様のため、早い時間からすでに多くの観客が集まっていました。
そしてショーはチアドラの司会とダンスから始まり、
チアではなく一緒に踊るシャオロンとパオロン(シャオパオ)を見ながら、あの体で器用だなあと思います。
ちなみに、さして興味もないですが今年のチアドラの衣装はドラゴンズらしくないピンクと紫の組合せですが、淡い色合いは珍しさもあって良く似合っていますね。
この後、ドアラ先生・つば九郎師匠が登場するとファンは大盛り上がりとなりました。
当然、彼らはシャオパオと違ってチアドラのダンスや音楽に合わせて踊ることはなく(苦笑)、
着席しての筆談トークショーでは、某選手の確定申告ネタや某氏のギャンブルでの散財を弄る発言に、終始会場を沸かせ続けます(笑)。
筆談トークショーの後は、つば九郎師匠が退出して再びダンスショーとなりますが、その途中には、
ドーム2階のコンコースにドアラ先生が突如現れ、ダンスそっちのけで観客の視点を集めました。
通常「一般参賀」と呼ばれる演出には(苦笑)、ファンは大喜びでカメラやビデオを向けるほどです。
アクシデントの後は継投で快勝!
そんなイベント尽くしの後は、中日が2022年ドラフト1位の仲地礼亜投手、ヤクルトが2023年ドラフト2位の松本健吾投手と期待の両若手投手の先発でスタート。
2024年シーズン:14試合目
まず、仲地投手が昨年2敗したヤクルト相手に初回は3者凡退に切って取る上々のピッチングを見せると、中日打線は早速松本投手から2点を先制します。
こうなると、仲地投手もスムーズに投げられると思いきや投球練習中に足を痛めたようでまさかの交代。
球場が騒然とする中、スクランブル登板となった橋本侑樹投手が2回・3回を無失点で抑えました。
そして3回裏に2点を追加し松本投手をノックアウトして4点差のセーフティリードに持ち込むと、そこからは中日自慢のブルペン陣がフル稼働。
橋本投手が招いた2死1・2塁のピンチを勝野昌慶投手がきっちり抑えると、回跨ぎの5回も無失点。
6回からは盤石の勝ちパターンに入り、まずは藤嶋健人投手が1イニングを3者凡退に抑えます。
一方、5回裏終了後にはドアラ先生がポスターに出ていた割烹着姿で登場(写真3枚目)。どこか母親っぽさを感じたのは私だけではない気がします(笑)。
その後、6回裏に中日が3番手の丸山翔大投手から中押しの1点を取ると、
この後、ラッキー7にはつば九郎師匠が2日連続の空中くるりんぱを披露してヤクルト打線の奮起を呼び掛けるものの、7回に登板した清水達也投手に手も足も出ず、
通算1,500安打まであと1本と迫った山田哲人選手も、不振の中で記録達成はお預けとなりました。
個人的には、油断大敵ですが満員御礼の中で応援団が「お願い打って」と呼びかけるのを聞いていると、記録達成のお預け以上に、今の山田選手の姿が寂しく感じます。
まだ31歳ですし、中日戦以外でかつての輝きを取り戻してほしいのは野球ファンとしての偽りない本音です。
そして7回終了後、この日最も球場が盛り上がった瞬間が3年ぶりのドアラ先生のバク転タイム!
加速もジャンプの高さも足りず、残念ながら失敗に終わってしまいましたが、捻りを入れてのバク転にチャレンジするその姿勢は、30周年を経てもなお意欲的なドアラ先生の姿勢がよく現れていました。
また、倒れたドアラ先生に手を差し伸べるつば九郎師匠には同期としての友情を見た気分です。
そんな盛り上がりをよそに、8回は齋藤綱記投手が、
9回は松山晋也投手がそれぞれ安打を許しつつもきっちりと無失点に抑え、5-0で快勝!
仲地投手のアクシデントは想定外でしたが、7投手が計15奪三振を取る無失点リレーを完走できたのは、中日のブルペンの盤石ぶりがよく現れていました。
その上で、ヒーローインタビューは2019年ドラフト同期の橋本投手と石川昂弥選手でしたが、今後もぜひ同期で登壇する活躍を見せてほしいものです。
その一方で、本来であればこの祝福を受ける可能性があった先発の仲地投手は、1イニングでのアクシデント降板が2年連続2回目であることを考えると、コンディション管理の面で猛省してほしいと思います。
どんなに良い球を投げても試合で活躍できなければ全くの無価値な訳で、すでに2022年ドラフトの同期では村松開人選手や田中幹也選手、さらに育成から松山晋也投手が1軍で活躍しているのと比べると大きな差です。
ドラフト1位なのでチャンスはまだあると思いますが、それも有限である現実に向き合ってほしいですね。
30年続けるというのは凄いことです
こうして中日ファン的には交流戦開幕前に実に気持ち良い勝利を挙げた後は、待ち時間を挟んでグラウンドに降り、ドアラ先生&つば九郎師匠の筆談トークショーを鑑賞♪
ディナーショーでもお馴染みの東海ラジオの村上和宏アナウンサーが司会を務め(写真3・4枚目)、
本日の主役の2人(?)がゆっくりと登壇します。
5年前(2019年)の25周年もトークショーは開催されましたが、今回の最大の目玉は中央の白いベールに覆われた謎のモニュメントです。
これは、ドアラ先生のデビュー30周年を祝うために行われたクラウドファンディングで集めた資金で造ったもので、この日にお披露目予定となっていました。
そして、お2人の手(手羽)でテープカットが行われ、
原寸大の精巧なドアラ像が、ついにグラウンド及びスタンドに残ったファンに披露されたのです。
つば九郎師匠からは「すしざんまいの社長みたい」と弄られたこのドアラ像ですが(笑)、若干テカテカしている以外は大きさ・お顔からユニの皺まで本当にリアルに再現されており、その造形技術の高さが伺えました。
というか、ドアラ先生と像が並んで同じポーズをとっていると違和感バリバリです…(苦笑)。
さらに、このクラファンが約5分で目標額の500万円を達成したことを祝して(汗)、つば九郎師匠をプレゼンターに記念の食パンのモニュメントも贈呈されました。
最終的には、目標額の5倍以上の約2,800万円を2,858人から支援されるという凄まじい人気ぶりで、日本人の寄付文化というより推し活の熱さが改めて実感できます。
日本人は寄付をしないと文句を垂れる社会活動家(笑)は、自分が推される努力をもう少しするだけで、結果が変わってくると思うのですがどうなんでしょうね。
まあ、所詮は公金にたかる連中なのでそんな苦労をする気は微塵もないのが現実なのでしょう。
こうして一連のセレモニーが終わった後は、恒例のトークショーで観客を再び笑わせ、
観衆を背にドアラ像とともに記念撮影を実施♪
ドアラ先生・つば九郎師匠ともこれだけのファンが試合終了後に集まるのは、まさに彼らの30年の活動と人気の蓄積といってよいでしょう。
そして締めは、ファンが作った花道でお2人を見送り、30周年イベントは無事終幕したのでした。
なお、ドアラ像は今シーズン中はバンテリンドーム内に展示されているので、興味のある方はぜひ試合観戦がてら訪ねてみてください。
意外に時間がなくドタバタの帰京
こうしてバンテリンドームナゴヤでのイベントが終わった頃にはすでに午後6時を回っていたので、急いでドームを出ると地下鉄に乗って名古屋駅に移動。
帰りの新幹線の出発時刻まであまり時間がなかったので、軽食をテイクアウトしようと思い立ち寄ったのは、
神戸発祥のベーカリー「カスカード」系列のあんぱん専門店「こころにあまい あんぱんや」です。
2024スイーツ記事 #38
大阪と名古屋の主要駅に複数店舗を展開するこのお店は、その名のとおりバリエーション豊かなあんぱんをメインに、
総菜パンなど様々なパンをお手軽価格で提供しており、軽食やおやつにはぴったりです。
そして、お店で買い物を済ませると早足で新幹線に乗り、
車内で3つのパン、具体的には総菜パンを1つ、広い意味のあんぱん2つを自席で寛ぎながらいただきました。
1つ目は総菜系の王道の焼きそばパン。
非常にシンプルながらしっかりした食感が、昔ながらの味を感じさせてくれます。
次にこちらは、玄米生地にケシの実のトッピングと一風変わったあんバターサンドの玄米小倉バターです。
あんぱん生地と比べるとやや固めな生地は食べ応え十分、北海道よつ葉バターと粒あんの優しい甘みも満足度の高い味わいでした。
そして締めはホイップあんぱん。
王道の十勝産小豆のつぶあん入りのあんぱんにホイップクリームのコンビネーションは抜群です。
駅構内の好立地もあって、昔から時間がない時には便利で魅力的なお店だなあと改めて思いつつ、
チームや私たち中日ファン、さらに30周年のドアラ先生にもよい週末を終えたのでした。
ではでは。