おはようございます。

先週末、中日ドラゴンズの立浪監督が代打として中島宏之選手の1軍昇格を明言したことに関連して、ダヤン・ビシエド選手の境遇がネット上で大きな話題となりました。

 

2軍で3割をキープし本塁打も出ているビシエド選手より中島選手を優先する判断に、中日ファンの賛否が分かれるのは尤もですが、ビシエド選手の中日ファンからの人気がこの問題を加熱させているように思います。

 

この点、私もビシエド選手は好きな選手の1人なので、この判断に違和感があるのは事実ですし、彼の1日も早い1軍昇格を心から願っています。

 

こうした事態を見るに付け、70名余りの選手の起用を巡る判断は感情面を含め実に難しいものですね・・・。

 

 

  4月27日(土曜日)
 出国・フランクフルト①・リュブリャナ①

 

 

 

さて、今回から連載を開始するイタリア・スロベニア周遊旅行記は、年末年始と同じく蒲田駅前で前泊して迎えた出発日の朝からです。

 

まだ早朝のため、人影が少ない商店街をスーツケースを引いて進み、京急蒲田駅(写真3・4枚目)から乗車し、

 

 

こちらも年末年始と同じ、羽田空港第2ターミナルの国際線エリアでチェックイン等の手続を済ませました。

 

 

そして、昨年の年末と同じくANAラウンジに入室しますが、第2ターミナルでは2回目ともなれば特に内部を散策することなく、

 

 

ビュッフェコーナー近くの席を確保してセットアップ。

 

朝食としてANA名物のチキンカレー(写真2枚目左)をメインに、目ぼしいメニューを網羅します。

 

ちなみに、ソーセージやベーコンは単品に加えてカレーと組み合わせても賞味し、出国前に日本人らしく白米をしっかりいただいたところです♪

 

 

 

最後は今回もとんこつラーメン(写真3・4枚目)で締め、上級会員の特典を心行くまで満喫しました。

 

 

そんな朝食としばしの休憩を挟んで、時間に余裕を持って搭乗口に向かい、午前9時頃には優先搭乗します。

 

 

 

今回もエコノミークラス、さらにすっかり定着した東回りの航路のため約14時間半の長い旅路となりますが、弱者男性らしくそんな厳しい(?)環境はお手の物で、

 

まずは前回の続きとなるSPY×FAMILYのアニメ第1期を一通り鑑賞し、それが終わった頃には、

 

今回も事前に注文していた有料機内食が、周りの他のお客さんよりも優先して提供されました。

今回は機内食としては珍しくお魚メインの和食で、

 

前菜は「マグロのマリネとクスクスサラダ ハーブソース」となっており、クスクスを含めこちらは和の趣はないものの結構な食べ応えです。

 

次に主菜は「甘鯛味噌幽庵焼き」。

ホカホカの焼き物はご飯ともよく合い、加えて普段自分が甘鯛を食べることは滅多にないため、美味しさはもちろん珍しさという点でも旅の始まりにぴったりでした。

 

 

そんな冷・温それぞれで海の幸を満喫したところで、

 

時折チーズ・クラッカーをつまみつつ、締めのデザートとして「ムース オ フレーズ」を味わいます。

 

 

以上、甘さと酸味が絶妙なこのスイーツを含め、一式でお腹もいっぱいになる文句なしの昼食でした。

 

そしてここからは、到着後の時差対策の関係で寝過ぎる訳にもいかなかったので、ひたすら機内エンタメを利用して時間を過ごした訳ですが、今回の邦画メニューは少し古いものと最新のものの両方が充実しています。

 

  

まず古い方は、2017年劇場公開の浜辺美波さん初期の主演作「君の膵臓をたべたい」です。

 

作品名は結構猟奇的に感じるこの作品ですが、当時17歳の浜辺美波さんの透明感と終盤の理不尽といえる意外な展開は、結末を知らなかったのでとても楽しめました。

 

個人的には作品を通じて、「いつ穏やかな今に終焉が訪れるかわからない」ことから、今を精一杯生きる大切さを改めて実感できたと思います。

 

 

(写真2枚目:Carsten Otto - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4)

 

2作目はさらに時を遡り、2013年劇場公開の新海誠監督のアニメーション映画「言の葉の庭」。

 

46分の中編作でドラマティックな展開は少ないものの、新宿界隈を舞台とした雨の光景などの画面の美しさは、3年後の2016年に劇場公開された大ヒット作「君の名は。」にも繋がったとされているそうですね。

 

まあ個人的には、大人も学生もだらしない展開だなあと共感できる部分は少なかった訳ですが…(苦笑)。

 

そして2度目の軽めの機内食(写真1枚目)を食べつつ最後に鑑賞したのは、2023年12月劇場公開の「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」でした(同2枚目)。

 

漫画化もされた同名の小説を映画化した本作は、要するに第二次世界大戦中へのタイムスリップものですが、異なる価値観を持つ若い男女の交流を通じたヒロインの成長と時代に抗えない別れを儚くも美しく描いています。

 

こちらも「あの花」と言われると別の作品をイメージするなあと思いつつ、あらすじ以外を知らずに鑑賞しており、最後はここで現代に戻るんかいという感想で正直、あまり共感や面白いと感じる部分はなかったです(辛辣)。

 

 

 

そんな機内エンタメ尽くしの空の旅を経て、目的地であるドイツ・フランクフルト国際空港に到着したのは現地時間午後5時過ぎ

 

フランクフルト自体は先の年末年始に訪れたものの、この空港を利用するのは2019年12月のフランス・リヨン旅行以来の約4年半ぶりと本当に久しぶりです。

 

とはいえ、入国審査やターミナル内の移動・トランジット時間の過ごし方はさすがに手慣れたもので、

 

 

乗継便の搭乗口を確認してから、速やかにこの空港をハブとするルフトハンザドイツ航空ビジネスラウンジに入場します。

 

なお、この広大なターミナルにはルフトハンザドイツ航空のラウンジはいくつも設けられているので、搭乗口を起点に最寄りのラウンジを探して入るのがお勧めです。

 

 

そして、フライト中は碌に体を動かすことがなかったためあまりお腹が空いておらず、ラウンジ内の食事も軽食程度しかなかったことから、

 

 

軽くスイーツと飲み物を嗜む程度で済ませて後は休憩

 

異国の地でもある程度安心しつつ、快適に体を休められるのはビジネスラウンジの最大のメリットといえますね。

 

こうしてラウンジで乗継時間の過半を過ごした後、午後8時過ぎには乗継便のルフトハンザドイツ航空の短距離便に搭乗しますが、何といっても行先がスロベニアなので、日本人の乗客は私たち以外に見かけませんでした(苦笑)。

 

 

 

そして長旅の疲れが溜まる中で1時間半余りの短いフライトを経て、最終目的地のリュブリャナ空港に到着し、徒歩でターミナルに入場します(写真4枚目)。

 

すでにこの時点で午後10時を過ぎていたため、路線バス等の運行が終了していたのと体力の限界が相まって、珍しく料金が高くつくタクシーを利用

 

約40分ほどで街の中心部に辿り着きますが、この時は5年前の「地球の歩き方」では約40ユーロとあったところ、実際は約70ユーロを要してしまい(汗)、旅行前半にはボッタクリに遭ったのではないかと頭に引っ掛かり続けました。

 

ただ、今考えると現地の人件費増と物価上昇を踏まえれば、やや割高ですが許容範囲かなと少し考えを改めているところですが(苦笑)、

 

 

 

スロベニアの首都・リュブリャナの中心の大通り沿いでタクシーを降ろしてもらい、そこから徒歩圏内の予約していた4つ星ホテル(写真4枚目)にチェックイン。

 

2泊するので軽く荷解きを済ませてから、入浴で体をスッキリさせるとそのまま就寝したのでした。

 

さて、以上でほぼフライトに費やした1日目は終わキリがよいので今回はここまでとし、次回からリュブリャナ旧市街から始まる観光の模様を紹介していく予定です。

ではでは。