こんばんは。

昨日、ベルーナドームで行われた西武・ソフトバンク戦において、西武からソフトバンクに移籍した山川穂高選手に、西武ファンから大量のブーイングが起こりました。

 

昨年の下半身スキャンダルによる出場休止から、そのまま同一リーグの球団にFA移籍という経緯だけに、西武ファンからしたら腹に据えかねるのには理解できます。

 

ただ、個人的には恋人に捨てられた側が恨み言を大声で放っているようにしか見えず大変醜い上に、それを受けた今日の山川選手に2打席連続満塁ホームランを喰らうというオチには、「人を呪わば穴二つ」という言葉がぴったりです。

 

直近では某DeNA出身の元メジャーリーガー(笑)の去就が注目されていますが、どんな結果になったとしてもDeNAファンには大人の対応を期待したいですね。

 

 

  栄のモーニングと球場グルメ

 

 

さて、本題の今週末の名古屋旅行(帰省)は昨日、仕事を適当に切り上げて東海道新幹線に乗り、一路名古屋に向かったところから始まり、

 

名古屋駅では3月も見た金の時計に飾られたドアラ先生から地元に帰ってきた感を抱いた以外は、時間も遅いので特に何ということもなく実家に帰ります。

 

そして翌日(今日)は、朝に家を出ると、いつもどおり名古屋市内でモーニングを食べようと思い、

 

 

栄の雑居ビルの1階に入っている「べら珈琲」を訪れました。

2024スイーツ記事 #29

 

 

 

昭和45年(1970年)創業のこの喫茶店は、名古屋の喫茶店文化において草分け的な存在の1つとされ、奇を衒わない昔ながらのメニューを守り続けている人気店です。
 
 
また、朝から観光客でごった返す名駅界隈と比べると、店内のお洒落&落ち着いた雰囲気の下でゆっくり過ごせるのも魅力的で、調度品にも拘りを感じました。
 
そんな老舗喫茶店で今回チョイスしたのは、
 
開業以来の味を守るウィンナーコーヒーのモーニングセットで、厚切りバタートースト&ゆで卵がドリンク料金のみで付きます。
注:小倉あんは追加料金100円が必要
 
まずウィンナーコーヒーについては、生クリームを溶かさずに飲むお勧めの方法でいただき、生クリームそのものの甘味→コーヒーと混じる味→コーヒーのみの味と移り行く味わいを、時間の経過とともに楽しみました。
 
個人的には、生クリームに既製品っぽいくどさがなかったのは好印象で、コーヒーはブラック派の私でも甘い飲み物として美味しく感じた次第です。
 
一方、ゆで卵はさておきバタートーストですが、こちらは黒糖パンを使っているのが他の店と比べた特色で、溶け込んだバターともよく合う風味とふわっとした食感は、実質無料でいただくには十分以上のレベルでした。
 
加えて小倉あんとの相性もよく、普段は黒糖の入ったスイーツをあまり食べない私としては、小倉あんの甘さでくどくならなかったのは意外に感じます。
 
 
他にも1,100円で食べられるランチセットや、基本を押さえた単品スイーツも魅力的に映ったので、本命だけでなく名駅でモーニングや昼のカフェ休憩に入れないときの選択肢としても、正直悪くないと思ったところです。
 
 
 
この後は、少し早めにナゴヤドーム前矢田駅に着くと、ゆっくりドラゴンズロードを進みイオンモールを散策した後、3週間ぶりにバンテリンドームナゴヤに入場。
 
この日は週末&企画ユニフォームの配布日ということで、すでに全席完売の大盛況だけに、入場待機列やコンコースも大変混雑しており、
 
 
 
入場、さらに座席や売店の間を移動するだけで一苦労です。
そしてこの日、ランチは今シーズンの選手プロデュースメニューで済ませることを事前に決めていたので、
 
 
最初に今シーズンに新規オープンしたピザ・ピタサンドがメインの「PIZZERIA DRAGON」を訪れ、
 
 
我らがドアラ先生プロデュースコンポタビザを購入して、座席でゆっくりいただきました。
 
サイズはやや小さめながら、思いの外生地が厚い(写真1枚目)ので食べ応えはあり、温かいコーンポタージュも球場グルメとしてはしっかり作り込まれている印象です。
 
ただ、何故かナイフもフォークも貰えなかったのはミスなのかそういう運用なのかは知りませんが、切れ目が入っていないので少々食べづらかったのは難点に思えます。
 
続いては試合開始後、お互い無得点を重ねた試合前半の合間を見て、こちらは以前からある「でらポテでらチキ」にできている行列に並び、
 
清水達也投手プロデュースコンソメポテ唐を食べ、その時はあまり期待していなかった試合後半に向けた英気を養いました。
 
こちらは、コンソメポテトが安心・鉄板の美味しさなのは当然として、4個も入った唐揚げは昨年までより揚げ具合もあってか美味しくなっており、人気店の立場に胡坐をかかず改善を続ける姿勢は素晴らしいと感じました。
 
次にバンテリンドームナゴヤを訪れるのは5月下旬ですが、今度はご飯ものを念頭に、別の選手プロデュースメニューを堪能するつもりです。
 
 
 

ちなみに3階のドラゴンズワールド&ドラゴンズミュージアム(写真1・2枚目)は、新人紹介が2023年ドラフト世代に更新されていた(同3・4枚目)以外、代わり映えがないのはそろそろリニューアルが必要かもしれません…。

 

  前日の靄を振り払う桜満開の逆転勝利

 

こうして球場グルメやコンコース散策を満喫した後は、いよいよ試合観戦ですが上述のとおり、今日は企画ユニフォームを無料配布する「昇竜デー」のため、

 

座席はそのテーマカラーのピンク(桜)色に染まっていましたし(苦笑)、私もこのユニフォームを気恥ずかしさもなく身にまとって応援していました。

2024年シーズン:6試合目

 

 

 

それは監督・コーチ・選手は勿論マスコットやチアドラも同じでしたが、失礼ながら強そうには見えなかったです。

 

 

 

それはそうと、企画紹介やチアドラのダンス、スポンサーの贈呈式・さらに始球式が終わるとようやく試合開始

 

両チームの先発は、中日が先週今シーズン初勝利を上げたメヒア投手、阪神が大竹耕太郎投手でした。

 

その両投手の投球結果は好対照で、メヒア投手が初回に四球を契機に2失点したものの、以降は6回までスムーズに無失点に抑えていたのに対し、大竹投手は5回までランナーは出すものの要所を締めて無失点で凌ぎます。

 

 

桜満開の客席の中で唯一、黄色が目立つ阪神ファンとしては気分がよく、前日に勝ちパターンに入ってから引き分けに持ち込まれた中日ファンとしては嫌な展開です。

 

今日で連勝が止まるとこのまま例年のようにズルズル落ちていくのではとの危惧と、ここ数年の間、親の顔より見た中日の無得点打線も相まってこのまま完封負けも覚悟しなくてはいけないかと思った6回裏

 

先頭打者の田中幹也選手のフォアボールでの出塁を機に、相手投手の制球の乱れと中日打線の連打が重なり、一気に4点を取って逆転に成功

 

 

 

この後は、開幕戦を僅かに上回る今季最多の36,293人の観客が見守る中で(阪神ファンは逆転を期待)、中日投手陣は7回・8回と阪神打線を無得点に抑えます。

 

そして8回裏、阪神を昨シーズンオフにクビになって中日に移籍した山本泰寛選手が猛打賞&ダメ押しのタイムリーヒットを放ち、3点リードに変わると最終回は、

 

今や名実ともに日本最高のストッパーに成長した「ライマル」ことライデル・マルティネス投手が登板。

 

心なしかあの阪神ファンでさえ諦めムードが漂う中、きっちりクリーンナップを抑えて5-2で勝利

 

 

 

前日の嫌なムードを振り払う逆転勝利には、現地だけでなく全国の中日ファンが安堵したと思いますし、私にとってもバンテリンドームでのシーズン初観戦を勝利で飾れたのは、とても嬉しかったです。

 

 

さらに、すっかりバンテリンドームの勝利のイベントとして定着した光と音楽のショーで盛り上がってから、

 

 

逆転打の宇佐見真吾選手とダメ押し打の山本泰寛選手の2人のヒーローインタビューを鑑賞。

 

この2人の活躍はもちろん、1点差に迫るタイムリーヒットを放った中田翔選手押し出し同点となる死球を受けた中島宏之選手の頑張りもあっての逆転勝利であり、4人とも他球団から来た選手というのも興味深い限りです。

 

これも「勝つ」経験を経てきた選手が停滞するチームを変えつつあるのかなと思うと、今後も期待していますしぜひ生え抜き野手も更なる奮起を望みたいですね。

 

そんな勝利の歓喜に酔う中日ファンは、球場を出るとそのピンクがより目立ち、何も知らない人にはどこかのアイドルのコンサートの帰りかと思われそうな気がします(笑)。

 

 

この後、私はイオンモールのスガキヤでいつもどおりラーメンを食べてから、多くのファンがグッズショップに並ぶ姿(写真3枚目)を横目に、早々に球場を後にしました。

ではでは。