こんばんは。

ここ最近、定期的に自宅に届く海外旅行のパンフレットを見ていると、未だ観光ビザの取得が必要ではあるものの、中国旅行のツアー販売が一部再開したようです。

 

その中には、北京や上海、深圳などの主要都市だけでなく、四川や新疆ウイグル自治区、東北など個人的に興味深いエリアもいくつか企画・販売していました。

 

私にとっては2018年5月のマカオ、本土に限れば2017年11月の大連以来長らく縁のない旅先ではあるものの、近場で楽しめる新たな旅先として興味深く思います。

 

 

ただ、現地警察の日本人に対する取締りには多分に不安があるので、その辺の具体的な状況が見えた後、過去に訪れた北京・上海・大連以外で行先を検討するつもりです。

 

 

帰路に不安を感じつつ十勝へ 

 

さて、本題の先週末の北海道(道央)旅行のダイジェストは2日目(日曜日)の午後、昼食と食後のスイーツを堪能して札幌駅に戻ったところから再開します。

 

この後は、帰りの便が飛ぶとかち帯広空港に向かうのと、その道中の駅メモ巡りを兼ねて、道東の釧路駅までの約350kmを4時間以上かけて走る特急おおぞらに乗車。

 

ただ、この時は直前に隣の苗穂駅で架線にビニールが引っ掛かるトラブルがあり、約15分遅れての出発というのっけからの遅延に(苦笑)、
 

 

快適な指定席に着席してからも、予定どおり帰京できるのかについて、ふと不安になってしまいます。

 

 

 

とはいえ、JR千歳線の区間(白石~南千歳)は曇天ながら落ち着いた天気で特に不安もなく

 

この日は日本ハムと巨人のオープン戦が開催されていた北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOも、駐車場の渋滞具合を含め向かいの車窓からよく見えました。

 

(Kawasemi556 - 地図: 投稿者自身による著作物使用データ: 国土交通省 国土数値情報(行政区域(N03)・鉄道(N02)・湖沼(W09)), CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=129281384による)

 

そして南千歳駅からは、上川郡新得町の新得駅までを東西に結ぶJR石勝線に入りますが、この路線名は明治初期に蝦夷地を11の国に分けたうちの【石】狩国と十【勝】国に跨ることに由来しています。

 

 

 

路線距離は132.4kmに対して計8駅と駅数が少なく、これは近年の廃駅の増加よりも、石狩・十勝の人里のない山間部を通る地形・住居分布上の影響が大きく、

 

 

 

特に新夕張~占冠の間は34.3kmと在来線の駅間距離としては同じ北海道のJR石北本線の上川~白滝間の37.3kmに次いで全国2位の長さとなっています。

 

それだけでなく、次の占冠~トマム間は21.3km、トマム~新得間は33.8kmといずれも全国屈指の長さなので、この間に人里を見ることはほとんどありません(汗)。

 

 

さらに、新得駅からは従前に紹介したJR根室本線に入り、それから約30分後には、

 

十勝地方の中心都市である帯広に到着しました。

ちなみに、かつては札幌と十勝・釧路を結ぶ特急は専ら根室本線経由で新得に入っていましたが、

 

1981年に石勝線の新夕張~新得間が延伸すると、特急は線形のよい石勝線経由に移り、前編で触れた根室本線の富良野~新得間の需要が壊滅する契機となったのです。

 

結局、今月末で根室本線の富良野~新得間の運行は廃止されるに至り、少ない需要を同一会社で食い合い、生き残った南千歳~帯広間の2022年度末の営業係数も198と、JR北海道水準ではましですが厳しい状況が続いています。

 

まあ、さすがに道東と札幌を結ぶ鉄路がすぐになくなるとは考えにくいですが、厳しい現状に変わりはないですね。

 

 

  結局、ヒヤヒヤものの帰京でした

 

 

帯広は十勝地方の中心であり、道内第5位の人口16.2万人を擁する都市だけに、駅前は南北共にホテルや商業施設が充実している印象を受けます。

 

ただ、そんなことより一抹の不安を覚えるのは十勝地方に入った頃から勢いを増してきた降雪で、外気温は3℃と氷点下ではないものの、私が乗る便が欠航しないかが本気で心配になってきていました(汗)。

 

ただ、そんなことを心配しても時間的に他の当日中の帰京の方法がない以上、まずはお腹を潤わせようと思って鉄道の遅延で時間があまりない中、

 

 

駅直結の商業施設「とかち食物語」の一角に店を構えるベーカリー「トラントランますや」を訪れます。

2024スイーツ記事 #22

 

1950年に帯広で創業し、今は十勝地方に7店舗を展開するこのベーカリーは、十勝産小麦100%使用の様々なパンをお手軽価格で楽しめることで人気を博しており、

 

私が訪れた夕方には、降雪&日曜というのもあって商品棚は結構空きが目立つ売れ行きでした。

そんな中、あまりお腹が空いておらず短い時間で食べられるパンとして、私が選んだのは、

 

季節限定の抹茶クリームあんのパン(写真1枚目)と、定番という輝くメロンパン(同2枚目)です。

 

 

前者は十勝あんが贅沢に入っている上に抹茶クリームも既製品っぽさがなくて美味しく、後者は140円で食べられるのが信じられないくらい、外と中のカリカリ・もちっとした食感の違いとほどよい甘さに満足できました。

 

原材料価格等が上がる昨今、この値段のベーカリーが近所にあったら絶対に通うレベルだと思います。

 

 

 

こうして短い滞在ながら、駅前でご当地の味をしっかり満喫したところで、雪が降る中でリムジンバスに乗り、約1時間とそれなりの距離を走って、

 

 

クリスマスも年始もとうの昔に過ぎた中、大変煌びやかにライトアップされたとかち帯広空港に到着しました。

 

 

まあ、これはこれで記憶に残るなあと思って空港ターミナルに入ると、案の定私が乗る便は条件付運航…。

 

 

その1つ前のANA便が着陸できているので大丈夫だろうというプラス思考と、欠航したら明日は年休というマイナス思考を巡らせつつ、ばんえい競馬の像(写真3枚目)や土産物店を見て回って時間を潰します。

 

結論を言えば、無事30分遅れで羽田空港に着くことができましたが、初春とはいえ雪の季節の北海道を旅するのはやはり危険という教訓を、身をもって感じた次第です(汗)。

 

以上、そんなこんなで不安に苛まれつつも無事計画どおり完遂した2日目の駅メモ巡りを通じてコンプできたのは、上記の3路線でした。

 

これで道央の大部分はクリアできたと同時に、北海道全体では305/560駅とようやく半分を超えました。

 

次は道東か道南のどちらかにアプローチする形となると思いますが、少なくとも冬季は止めておこうと思います。

 

 

  2024年3月~5月の旅行計画

 

さて、最後は3月~5月の旅行計画に関する最新の情報についてご案内すると、3月は新しい予定はなく今週末の帰省&紀伊半島周遊と月末の開幕戦を残すのみです。

 

最近の中日ドラゴンズはオープン戦とはいえ好調なので、私が土曜日に観戦する試合では打線が奮起して、よい形で開幕に繋がることを期待するとともに、

 

(RailRider - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=6898694による)

 

日曜日のかなりイレギュラーな帰京ルートを通じて、JR紀勢本線メインの駅メモ巡りも完遂したいですね。

 

その上で、月末の開幕カードではぜひ例年にない好調なスタートを切ることを願っています。

 

 

続く4月も特に新しい予定はなく、仕事のスケジュールを見るとたぶん4/25(木)の観戦は厳しそうというくらいで、むしろこれだけ詰め込んだ予定を全て満喫することを第一に考えたいと思います(苦笑)。

 

そして5月は、GWのイタリア・スロベニア旅行との兼ね合いで無理をするつもりはなく、

 

中旬~下旬のDeNA戦@横浜スタジアム巨人戦@東京ドームのチケットを確保できたので、この計3試合を現地でそれぞれ満喫するとともに、

 

まだチケット発売前ですが、つば九郎師匠が名古屋に燕征する月末のヤクルト戦@バンテリンドームを、お2人の古参ファンとして欠かさず観戦するつもりです(笑)。

 

以上、5月は4月と比べるとすっきりしたスケジュールですが、年末年始以来の海外旅行名古屋への帰省はそれぞれ濃厚な中身になるのだろうなと思っています。

ではでは。