こんばんは。

今週、群馬県が県立公園内に設置されていた朝鮮人労働者追悼碑の撤去を開始し、これにいつもどおり反日政党・活動家や左派メディアが感情的に反対を訴えています。

 

元々、政治利用しないことを条件に市民団体に設置を許可したにもかかわらず、これを反故にして反日・親朝鮮半島的な活動を続けた以上、撤去は県として当然の対応です。

 

この点、あくまで撤去の理由は約束違反であり、民族や政治と絡める思い違いをしてはいけません。

 

群馬県にはぜひ早期に撤去を終えてた上で、怪しげな市民団体(笑)に3,000万円とされる行政代執行の費用を漏れなく請求してほしいと思いますね。

 

 

  三条通りランチとならまち散歩

 

 

さて、本題の先週末の滋賀・奈良旅行は、JR桜井線(万葉まほろば線)に乗って奈良駅に着いたところから再開。

 

ちなみに、このJR桜井線をコンプした時点で今回の旅行の駅メモ巡りは計画どおり完了し、

 

奈良県は96/127駅と、ちょうど全体の3/4をゲットすることができました。

 

残りは県内西部の近鉄の路線とケーブルカーのみで、いずれも過去に乗ったことがある路線なので、国宝建築巡りのついでにアイテムも併用してコンプするつもりです。

 

この結果、奈良県にリーチがかかり黄色塗りの計5県がコンプ間近になったので年間目標の10道府県に向け、まずはこれらを着実に埋めていきたいと思います。

 

 

そして懐かしのせんとくん(写真1枚目)が静かに佇む駅ナカから改札を通過し、

 

奈良らしい寺院風の旧奈良駅舎1934年竣工。現在は奈良市総合観光案内所)の建つ東口広場に出ます。

 

 

旧奈良駅舎以外は、せんとくんと比べると地味な奈良市観光協会のマスコット「しかまろくん」(写真1枚目)、静岡県にクレームを付けてほしいリニア中央新幹線の看板(同2枚目)など、古都っぽさのないJR奈良駅前ですが、

 

東大寺や興福寺といった著名な寺社仏閣が並ぶ奈良公園や市の中心部までは、メインストリートの三条通りを東に約15分歩く必要がある点はホテルを選ぶ上で留意が必要です。

 

この点、奈良市内観光には奈良公園に近い近鉄奈良駅、というのが定説ですが、【近鉄>JR】という図式が成立しているのはさすが三重県と並ぶ近鉄王国だと思います。

 

 

それはさておき、奈良市の中心部に向かう前に遅めのランチを済ませようと、三条通り沿いの和風の佇まいのダイニングカフェ「ヤマトモダン」に入店。

2024グルメ記事 #8

 

立地がよく、全体にお手軽な価格で奈良の地産地消の食材を使った食事を楽しめるこのお店は、

 

 

内部は木目調も取り入れた洋風の装いとなっており、意外と奥行のある造りに、カウンター・テーブル席がゆとりを持って置かれているため、1人からグループまで利用しやすそうな印象を受けました。

 

そして今回はチキン南蛮定食をいただきましたが、

 

 

タルタルソースの中に奈良漬が入っておりアクセントが効いているのと、思いの外ボリュームがあって、基本を押さえた味に満足しつつお腹も満たされます

 

また、添えられたミニキッシュもしっかり作り込まれており1,100円の定食としては期待以上です。

 

他にもヤマトポークなど地元の人気食材を使ったメニューが揃っており、混雑具合も商店街の店と比べると比較的入りやすいので、奈良で和食以外を楽しみたい時の選択肢としてはアリだと思いました。

 

 

 

昼食後は、奈良公園の南西に位置する昔ながらの街並み「ならまち」(写真2枚目)を訪れますが、ならまちには世界遺産の元興寺(同3・4枚目)を中心に、

 

 

多くの趣ある民家・商家、そして寺院が並んでいます。

さらに、元興寺以外にも国宝建築がもう1件あり、

 

それが元興寺の子院であり、奈良時代の創建と伝わる真言宗醍醐派の十輪院の本堂です。

 

この日は境内で新春初ごま大祈とうの行事があったため、本堂は離れて眺めるに留めましたが、鎌倉時代以来の国宝の仏堂が人々の暮らしに大変身近な点は、南都と呼ばれた時代から変わらないんだろうなと思いました。

 

 

ちなみに、十輪院は油断していると通り過ぎてしまいそうなくらい周囲に溶け込んでおり、境内への入口は1箇所(写真1枚目)という点は注意が必要かもしれません。

 

…あと余談ですが、せんとくんに対抗して地元寺院・僧侶有志の会が制作した「なーむくん」のポスター(写真2枚目)を見て、まだいたんだと思ったのは内緒です(笑)。

 

 

  高畑エリアを代表する国宝寺院

 

 

この後は、春日大社にほど近い高畑エリアを訪れましたが、こちらはかつて春日大社の神官が住む社家町だった歴史があり、通り沿いには独特の土塀が残っています。

 

現在はお洒落なカフェと古刹が点在しており、奈良公園と比べて観光客が控え目な点に落ち着きを感じる中、

 

 

通り沿いの人気ケーキショップ「空気ケーキ」に入り、スイーツタイムを過ごしました。
2024スイーツ記事 #7
 
 
店内はやや手狭ですが、木目調にお洒落な調度品で彩られており、所謂「映える」スペースとなっています。
また、席数は多くないもののイートインも可能なので、
 
 
店名と同じ空気ケーキ(写真1枚目)をはじめ、見た目から魅力的なケーキの中から、
 
今回は抹茶の空気ケーキショートケーキを、アイスコーヒーとともにいただきました。
 
 
前者はふわっとした軽やかで空気のような食感と、爽やかな抹茶クリームとの組合せが美味しく、後者はベーシックながら文句のない美味しさです。
 
立地的にそんなに多くの客が詰め掛ける訳ではないものの、席数の少なさから混雑しやすいので、時間がない時はテイクアウトも選択肢に入れることをお勧めします。
 
 
 
こうしてスイーツタイムを堪能したところで、土塀に囲まれた路地に入り、747年創建新薬師寺を訪問。
 
夫である聖武天皇の眼病平癒を祈り、光明皇后(藤原不比等の娘)が建立した古刹は、その名のとおり薬師如来坐像を本尊としており、本尊を囲む十二神将像とともに国宝に指定されています。
 
新薬師寺といえばこの薬師如来坐像と十二神将像が織り成す神秘的かつ壮観な眺めが有名ですが(写真撮影不可)、
 
それらが納められた本堂も国宝建築です。
外観は壮麗とはいえないものの、実は幾度もの戦火や災害から逃れた奈良時代の建築であり、当初は本堂ではなく修法を行うための御堂だったと考えられています。
 
当初の本堂や伽藍群はすでに失われたため、
 
 
本堂以外に現存する地蔵堂・鐘楼・門はいずれも鎌倉時代の再建であることと対比すると、
 
 
 
本堂の歴史的価値の高さがよく理解できると思います。
また、本堂の西側には、
 
 
手前に庭園を配する香薬師堂と庫裏が並びますが、こちらは新薬師寺の紹介ビデオを鑑賞できるくらいしか、実際に入ってみて取り上げるべき内容はありませんでした。
 
あと新薬師寺で記憶に残った点としては、
 
 
 
本堂東側の装飾ガラスの扉(写真1・2枚目)がいつの時代のものかという疑問と、入口の「鹿が入らないように~」の張り紙(同4枚目)に奈良らしさを感じた程度です。
 
いずれにせよ、本堂と内部の仏像・神将像に見どころが集中する古刹といってよいでしょうね。
 
 
以上、2つの国宝寺院を訪ねたところで午後4時頃となり、加えて雨が少し強くなってきたので、いつでも行ける奈良ということもあって無理せず観光を終えると、
 
 
 
隣接する旧駅舎がほのかにライトアップ(写真1枚目)されたJR奈良駅に戻り、前日の夜にも乗ったJR奈良線で京都駅に戻ります。
 
 
そして、年中混雑する京都駅構内ではなく近くのチェーン喫茶店で時間を潰してから、東海道新幹線に乗って帰京の途に就いたのでした。
 
(灰色:国宝建築なし・緑色:都道府県内の国宝建築をコンプ)
 
最後に、この2日間で滋賀県・奈良県の6寺社計7件の国宝建築を巡り、トータルでは236/295件と全体のちょうど75%に達したところです。
 
また、都道府県ベースでは35/47都道府県と同じく約75%に上り、また件数では全国第3位(23件)の国宝建築を持つ滋賀県をコンプするなど着実に進展しています。
 
駅メモと違い、残る国宝建築は西日本に偏りますが、上手く両者を組み合わせて効率的に旅を楽しむつもりです。
ではでは。