こんばんは。
今週末はここ2ヶ月で3回目となる山梨・長野旅行を在来線メインで満喫しましたが、ここ最近の大寒波に伴う大雪の影響で、直前に大きく旅程を変更しています。
具体的には、群馬・新潟方面の在来線が運休ラッシュでほぼ壊滅的だったため、高崎~長野間を上越線・飯山線で移動するのを諦め、代わって北陸新幹線を使いました。
詳しくは後述しますが、こんな大雪でも北陸・上越新幹線はしっかり動いているのはさすがですし、何だかんだ言って複数の交通手段が確保されている点には、日本の交通インフラの水準の高さが現れています。
ただ、その結果長野県の駅メモ巡りの積み残しが1つ増えてしまっているので、それは3月~4月の青春18きっぷの旅でしっかり回収するつもりです。
【3年ぶりの全国ツアーの千秋楽】
さて、今回から複数回に分けて今週後半から週末のダイジェストを取り上げますが、まずは今週の後半は午後に時間休暇をとり、久しぶりに外苑前を訪ねました。
お目当ては木曜日・金曜日と日本青年館ホールで開催されたイベント「つば九郎&ドアラの諸国漫遊記 with ハリーホーク&マーくん」の東京公演でして(笑)、
木曜日の第1部と金曜日の第2部の2日間・2回にわたり、仕事を休んでまで駆けつけたのです。
(実際は木曜日は半休、金曜日は1時間休とごく僅かですが。)
ただ、そんな物好きは私以外にも多数おり(苦笑)、
木曜日は2階席から鑑賞したのですが、お世辞にもよいとは言えない席でもほぼ埋まる盛況ぶりで、つば九郎師匠・ドアラ先生が中心となって繰り広げる、色々な意味でヤバい出し物を皆、時に笑いながら堪能していました。
ちなみに、今回は1階席と2階席で券種が予め分けられていて、同じ値段というのも見やすさ的に不公平ということもあってなのか、
共通のクリアファイル・ハンドタオル(写真1枚目)に加えて、2階席のお客さんだけにアクリルスタンド(同2枚目)がプレゼントされました♪
よく旅行とかで推しのアクスタと一緒に写真を撮る話を聞くので、今度のベトナム旅行では彼らを連れて行ってもいいかなと、適当に考えています。
また、会場の1階コンコースには、名古屋・長野でも見かけたお悩み相談箱(写真2枚目)のほか、
この全国ツアー中に使用された、つば九郎師匠の尻尾に巻くバンドがカラーコーンに巻いて展示されており、
クリスマスや新年(写真2枚目)といった季節ネタ、さらに金沢の兼六園の雪吊りと灯篭(同4枚目)などのご当地ネタも込められ、小さな図案ながら本当に上手く造られている点には感心しました。
いつも、つば九郎師匠はこのバンドの作者の方を「さつまのたくみ」と呼んでいますが、それも納得の品質です。
そして金曜日は1階席の前の方の列で鑑賞し、途中の演出では通路を歩くつば九郎師匠の尻尾に触れた幸運と、女性客の荷物を放り投げるなどやりたい放題の様子に大爆笑♪
ヤバすぎて詳しくは話せませんが、毎回飽きさせない演出とトーク、振舞いは流石師匠と親方です。
あと、ハリーホークとマーくんは去年と比べると随分切り返しが上達していて、一部の観客の間で出ていた「師匠と先生だけでいいのに」という声も、今年はあまり聞かなかったように思いました。
さらに、そんなイベントの帰りには、木曜日は新調されたグッズショップ(写真1・2枚目)で今回のイベントの限定グッズ(同3枚目)を購入し、
金曜日にはアトレ信濃町のつば九郎神社を今年初参拝するという、最後までつば九郎師匠尽くしの2日間です。
これでプロ野球のオフシーズンは終わり、来月からは春のキャンプに入る訳で、ドアラ先生はじめマスコット各位には、今度は球場を盛り上げる役割を期待しています。
そして気が早いですが、来シーズンのオフには彼らの全国ツアーにまたぜひ参加したいですね。
12月から全国5か所での公演、本当にお疲れ様でした!
【裏富士を見てマスターオブ山梨】
続いて昨日・今日の山梨・長野旅行のダイジェストを取り上げると、いつもどおり朝早くに東京駅を出発。
高尾駅・大月駅で乗り換えるのも何ら珍しい話ではなく、ここまでは特に語るべき内容はないのですが、
駅メモ巡りの一環として、大月駅から中央本線(甲府行)ではなく、富士急行に乗り換えます。
この車両に乗って、私も5年前の夏に乗ったスイスの山岳鉄道と富士急行が姉妹鉄道であり、2021年に30周年を迎えたこと、そしてこの車両が「マッターホルン号」と呼ばれているということを、いずれも初めて知りました。
まあ、富士急行の車両に多いアニメのラッピングよりは、よほど文化的で落ち着く印象です。
富士急行は私、4年前の秋に河口湖駅まで全線乗り通しているので、今回は途中の富士山駅でアイテムを使って路線をコンプリートしたところで折り返しましたが、
その途中、車窓から望む富士山(裏富士)の姿は、晴天に恵まれたのもあって、静岡の表富士を見慣れた私にとっても、大変素晴らしい眺望でした。
なお、個人的には静岡側と山梨側のどっちが表か裏かなんて心の底からどうでもいいのですが、県の人口の多数決(静岡:約360万人・山梨:約80万人)で、当ブログではとりあえず静岡を表としておきます(適当)。
そんな、山梨県の富士山原理主義者からテロに遭いそうな暴論を頭に浮かばせつつも、
これで「マスターオブ山梨」の称号を得て、都道府県では4つ目のマスターライセンスとなります。
山梨の駅数は72、路線数は4(JR:中央本線・身延線・小海線、富士急行)と全国でも屈指の少なさですが、身延線と小海線は途中にバイパスのないローカル線、富士急行は行き止まり路線のため、1日で回るのは結構難しい県です。
ただ、複数回に分ければ結構簡単にコンプリートできてしまうので、難易度は決して高くないと思いました。
こうして旅の目標を早速1つ達成した後は、大月駅まで戻ると、跨線橋(写真1・2枚目)で駅の裏側に渡り、そのすぐ先にある一軒家の1階(同4枚目)、
大月~富士吉田エリアの名物である手打ちうどんを提供する人気店「吉田屋」を訪ねます。
2023グルメ記事 #11
店内はいかにも地元のうどん屋さん、といった感じの小さな佇まいで、
多種多様な具材(写真1枚目)を使ったうどんほぼ一本で勝負する、ある種の潔さを感じました。
(他のメニューは同2枚目中央の3種のみ)
そんな中で、私は肉きんぴらうどんにちくわ天を添える人気の組合せをチョイス。
1本80円とは思えない、ホカホカで美味しいちくわ天は他のうどん店では中々食べられないレベルで、うどんも写真のとおりボリュームたっぷりです。
また、富士吉田のいわゆる「吉田うどん」と共通するゴワゴワの固い食感が、コシに拘る讃岐うどんとはまた違う独自の味わいを出しており、
さらに普通のうどんと同じくらいからきしめん並みの太さまで、不揃いな感じが自家製らしくて好印象でした。
人によって好みが分かれる食感ではあるものの、これも一つのうどんの境地としてアリですし、計900円という値段も旅行客に優しくいいお店だと思います。
【長野県に入っても先は長い】
昼食後は、JR中央本線に乗って甲府駅に着くと、次の列車までの間、もはや見慣れた駅前の風景(写真3・4枚目)に何の感慨も抱くことなくブラブラし、
今度は特急あずさ(写真1枚目)で山梨を抜けて、車窓に雪景色(同3枚目)が映る長野県に入りました。
ここ最近は青春18きっぷ利用だったため、普通列車でゆっくり移動した区間ですが、あずさは長野県に入ると急に停車駅が増えるので、後半は「特に急がない」特急に成り下がってしまいます(苦笑)。
とはいえ、当然ながら特急の通過待ちはないので普通列車で行くよりはずっと早く松本駅に到着。
松本では、時間の都合もあって特に市内観光はせず、
同じ駅構内の端から出るアルピコ交通上高地線に乗り換えます。
列車の正面からやたらとイメージキャラ「渕東なぎさ」するこの路線は、その名のとおり自然が美しく避暑地として人気の上高地に向かう路線で、
車窓からは雄大な北アルプスの山々を常に望むほか、
終点の新島々駅(写真3・4枚目)に至るまで、まるで渕東なぎさのPRが本業かと思うくらい(笑)、彼女のイラストをたくさん見かけました。
ちなみに、上高地のリゾートに行くには新島々駅からさらにバスに乗る必要があり、この駅で折り返す物好きはあまりいないみたいですね(苦笑)。
あと、長野県内の鉄道むすめのキャラともタイアップしているらしく(写真1枚目)、どこまでも萌えキャラ推しの路線という印象が残りました。
新島々駅で折り返して松本駅に戻ると、そろそろスイーツ分を補給したくなり、昨年1月にも利用した駅ビル2階のカフェ「信州ショコラトリー GAKU」に入店。
前回は名産のリンゴを使ったパフェを食べたので、
チョコレート尽くしのパフェ「リッチカカオ」を、単品でいただきました。
2023スイーツ記事 #9
こちらも880円とお手軽価格ながら、チョコレートソフトクリームを軸にブラウニーやチョコムース、固めたチョコソースなど様々なショコラを重ね、さらにそれぞれ濃さが違う点に工夫が感じられます。
また、可愛らしいリスクッキーや、長野県の形によく似たチョコプレートなど、見た目も好印象です。
ただ、前回のリンゴのパフェと同じくそつなく仕上がっているものの、生クリームに既製品っぽさを感じる点などは値段相応なので、その点はご留意ください。
さて、この日は夕方以降もまだ鉄道の旅は続きますが、記事の構成上、今回はここまでとします。
ではでは。