こんにちは。

日本のプロ野球では、今週末から日本シリーズが始まる一方、10月に入ってからのこの3週間余り、多くの選手が所属球団から戦力外通告を受けました。

 

中日では計12名の選手が自由契約となりましたが、私としては概ね理解の範囲と受け止めています。

ただ、一部ファンの中では「二軍を回すの大変」「約60試合出てるし控えに残してもいい」など、未だに甘い意見が見られるのには驚きです。

 

二軍は一軍昇格に向けての育成の場であって、二軍のために残すのもおかしな話ですし、今季最下位に沈んだチームの控えに替えのきかない選手などいません

 

中日ファンも甘さを捨て、来シーズンに新たに生まれ変わるための球団の決断を後押ししてほしいと思います。

 

 

【東京の西の最果ての2つの駅】

 

さて、昨日は10月上旬の3連休に続き、東京都の多摩地方を訪ねて駅メモ巡りを楽しみました。

 

まずは東京駅から多摩の中心都市の1つ、立川駅に移動すると、青梅線に乗り換えて東京の奥地を目指します。

 

 

この青梅線は、お台場の「青海(あおみ)」駅と間違われることに定評のある青梅(おうめ)駅までは割と本数が多いのですが、

 

 

青梅以西の「東京アドベンチャーライン」と全く認知されていない別名を持つ区間になると一気に本数が減るため、昔ながらの待合所(写真2枚目)で時間調整します。

 

そして、青梅から先はどんどん建物が減り、多摩の山々が連なるクソ田舎に突入し、東京都内にもかかわらず、単線&複数回の列車交換というローカル列車あるあるを体験することになります。

 

ただ、乗客自体は登山やウォーキング目当ての観光客が結構多く、往復ともに賑わっていました。

 

 

 

そして東京駅から2時間15分超、2回の乗継を経て青梅線の終点(東京都最西端の駅)である奥多摩駅に到着。

 

東京駅から2時間15分超だと、新幹線なら京都・盛岡まで行けますし、前の某都知事の発言で話題となった湯河原も在来線で1時間45分です。

 

実際移動してみると、あのハゲの言っていたことはそのとおりでしたし、こんなクソ田舎に毎時2本運行(写真4枚目)しているのは本当に贅沢だと思いました。

 

  

奥多摩駅の滞在は約10分、そのまま乗ってきた電車で折り返し、今度は拝島駅で八高線に乗り換え、

 

 

これまでレーダーで取れていなかった小宮駅・北八王子駅をゲットすると、再び拝島駅に戻って今度は五日市線に約20分乗車し、

 

 

 

終点の武蔵五日市駅を訪れました。

失礼ながら、到着前はどうせポツンとした棒線駅だろうと思っていただけに、正直言ってその規模には驚き、

 

 

駅舎・駅前とも立派な造りは奥多摩駅とは大違いです。

登山客や渓谷ウォーキングの経済効果は大したものだなあと思いつつ、時間も時間なのでそのまま戻り、

 

 

帰宅客や駅前で遊ぼうという人々で大変賑わう、立川駅に戻ってきます。

 

ちなみに武蔵五日市駅の到着時点で都内のJR駅を全てゲットしており、東京都コンプリートまで本当に残りわずかとなっていました。

 

 

【ティータイムの後にもうひと頑張り】

 

ただ、ここまで電車を乗り継ぎ通しで少々疲れたので、ルミネ立川店8階の奥まったところにある、

和カフェyusoshi chano-ma 立川」に休憩のため入りました。

2022スイーツ記事 #94

 

 

「和カフェ」と名乗りつつも、メニューは抹茶スイーツ以外ほぼ洋風(苦笑)というこのお店は、

 

 

店内も和の趣は全くなく、白を基調としたレストラン風の間取りが広い空間となっており、通常のカウンター・テーブル・ソファー席に加え、珍しい趣向として、

 

入口側に寝転がれるお座敷のようなスペースが設けられています(写真左)。この点、小さなお子様のいる家族連れには利用しやすいのかな、という印象です。

 

そして今回は、せっかくなので季節の味を楽しもうと思い、「柚子のゼリーとかぼちゃのモンブランパフェ」をいただきました。

 

頂点に飴菓子とビビットな色合いのかぼちゃを置き、柚子ゼリー、りんごのコンポート、ミルクアイスに季節のモンブランと、酸味と甘みがほどよく重ねられた味わいからは、大人向けの爽やかさを存分に感じられます。

 

 

また、セットで付けた瀬戸内レモンのレモネードもさっぱり食感を際立たせ、疲れた体を癒すにはちょうどよい刺激のようにも思えました。

 

単品990円、ドリンクセットでも1,390円パフェとしてはお手軽価格な割に、ベーシックなポイントはしっかり押さえて作られているので、観光というより日常に気軽にスイーツを味わいたい方向けという印象です。

 

あと、カウンター席には充電用のコンセントが設けられているのも、旅行途中の身にはありがたかったですね。

 

こうして少し疲れが取れたところで、ラストスパートの手始めは、立川駅の南北に立派な駅を構える東京都の第三セクター「多摩モノレール」(多摩モノ)です。

 

東京都東大和市(神奈川県大和市の北なのに東?)から多摩市までの南北16kmを結ぶ多摩モノは、

 

 

普段全く縁のない私からすると、かつて債務超過に陥ったり、東京都議会で負の遺産呼ばわりされたりと良い印象はなく、また基本的に生活・通学路線のため、旅行客が使うイメージもあまりありません。

 

そのため、毎時10分間隔の運行と思った以上の混雑にはいささか驚きつつ、

 

未回収だった立川北~多摩センター間を早々にクリア。

 

なお、多摩センター駅で一度改札を出て、そのまま折り返し今度は立川南駅で下車しましたが、往復21.2kmで816円は心の底からボッタクリだと思いました(怒)。

 

京王線なら新宿~高尾山口の往復89.4kmが776円という破格の安さなのが、さらにこの怒りを掻き立てるところですが、初乗り運賃(片道102円)は都内のどの鉄道会社よりも安いので、勘弁してやることにしましょう。

 

ちなみに、直近の値上げ前は全国最安タイの初乗り運賃100円だったそうです。余談ですが、関東で初乗り運賃が最も高いのは某千葉の夢の国の環状線(260円)だとか。

 

皆さんもぜひ、気が向いたら立川北~立川南の1区間だけ乗って、初乗り102円の安さを感じてみてください。

(注:ともに高架駅なので駅間を歩いた方が早いです(笑)。)

 

 

 

こんな苦行も残るはあと1路線、立川駅からJR南武線で南多摩駅まで移動し、駅前の怪しげなゆるキャラ(写真1枚目)に首を傾げつつ、

 

 

多摩川に架かる是政橋(写真1枚目)を渡り、橋から少し歩いたところにある是政駅に入場。

 

 

他の西武線から孤立した西武多摩川線に乗り、終点の武蔵境駅(写真3枚目)に向かう途中で、ついに東京都内の全駅ゲットを達成!

 

マスターオブ東京」の称号を得るに至った訳ですが、「東京であなたの名を知らない者はいません」は、さすがに誇大広告が過ぎるだろ(笑)。

…都道府県人口最少の鳥取県ならまだしも。

 

まあ、東京都は駅数こそ全国最多(660駅)ですが、運行本数もアクセス手段も豊富なので、時間と手間さえかければ誰でも達成できるだろうとは思います。

 

とはいえ、初の都道府県コンプリートはやはり達成感がありますし、今後も旅行や週末の暇な時間を活かして、無理のない範囲で都道府県コンプリートを目指すつもりです。

 

以上、そんな苦行の果ての達成感を胸に、武蔵境駅からJRに乗って帰宅の途に就いたのでした。

ではでは。