最近、朝日新聞のデジタル有料版で、「痛みに涙
」という彼の病気のインタビュー記事で詳細を知りました。
なんとなく、ガンと公表したことを頭の片隅で覚えていただけでしたので、普通にお元気なこととも思ったりして、最近役者さんも樹木希林、市原悦子さんが逝き、声を失った歌手など、いろいろな話を目や耳にして自分がどう生きていったらよいか、余計に考えてしまうこの頃でした![]()
ガンになるなんて、少しも思わなかったそうです。
私の父が肺がん、叔母は肝臓がんで亡くなっているので、全くかけ離れているわけではなく、脳梗塞で亡くなった母も肝硬変からいつ肝臓がんになるかおびえて生きていた人なので、私はやはりあんまり、ひとごととは思えないのです。(「教授」(坂本龍一)もガンのひとがおられると、他人とは思えず、本を送ってあげたりするそうです
)
それで、前より気になっていた職場の図書館に特別な場所に置かれていた、彼の「スコラ」という音楽百科事典のようなハードカバーの単行本のような全集の、17巻「Romantic music」を借りてきました![]()
それが、2枚CDが付いていて、彼がロマンティック音楽と思っているクラシック音楽が抜粋して録音されています。
もちろん、世の中で発売されているクラシック演奏家の演奏の録音になります。
本の中身の対談を読むより、聞き始めたCDの方が気になり、ずっとご無沙汰していたブログも書かねばならない内容より、こちらの話題に筆が進んでしまいました![]()
一言でいえば、
琴線に触れる、選曲、順番であり、彼の感覚の鋭さ、感性の豊かさに圧倒された。彼の感性の凄さを改めて実感。
私は、彼についてほとんど知らない。恥ずかしながら彼の「戦場のメリークリスマス」を若いころに同年代と愉しんだ記憶くらいしかない人間![]()
我々と同じクラシックの世界の人間ではない人です。
でも、その彼の今までの業績は素晴らしいもので、世界に認められた人、日本のミュージックの中でもかなりの有名人です。
その芸大出身の彼が、ここまでクラシックを熟知されていた![]()
そして、CⅮの曲の入っている順番がなんとも面白い![]()
曲間の雰囲気がつながっているところもあり、また、その演奏者、彼の好みが反映されているのだろうけれど、「へえ、この人の演奏を!」といちいち興奮しながら聴いてしまう![]()
こういう人と家族の→矢野顕子さんたちは、どんな生活をしているのか。
こう、感覚的な人と一緒に居るというのはどんなことか。
私も若かりし頃は、そんな人と一緒に居たい(もちろん自分と合う人)と思ったことはありますが、所詮人間夫婦といえども阿伽の他人と思っているので音楽人間と一緒の生活が想像つかない。
それから、彼の耳はこのCDを聞いてもよくぞここまで知っているなあと思う演奏者の録音をカップリングしている。
1枚目を聞き終わり、印象に残った録音は、私が楽しんでしまったのは、1枚目最後ののチャイコフスキーのバイオリン協奏曲の1楽章だ![]()
全然知らないバイオリニスト。(私だけかもしれないが
)
パトリツィア・コバチンスカヤ
悲しい第2テーマが心に染み入り、最後のアッチェレランドが凄くて私は鳥肌が立ってしまった。
まあ、興味のある方は是非聞いてみてほしいですね![]()
シューベルトを最初に持ってくるのもすごい![]()
さすがに、ショパン好きの私には、ショパンは違う演奏者がよかったけれど。
高校時代、私の親友(現在、ジャズピアニストでバンドで活躍中のがっちゃん
)
https://www.fujipacific.co.jp/artists/artists/the_notes_of_museum.html
彼女が、「教授が教授が・・・
」と言って騒いでいたのも思い出した。
とにかく、今朝は音楽でいっぱいの朝を過ごせました![]()
坂本龍一に感謝です![]()