※独自の考察です。様々な考察の中の1つとしてお読みください。諸王が悩むほど解釈は自由なのですから。
―独りで寂しくないように《双児の人形[La poupee]》を傍らに
Roman(焔)やNein(涙では消せない焔)に出てくる人形たちについて考えてみました。
今回の考察はSHCレポでも少し予告してましたが、語学が達者なお友達ローラン様からの一言、
「どうして人形は2つなのに冠詞は単数の"la"なの?」
から始まりました。
1音1音に無駄のない陛下のことですから、ただの間違いってことは無いと思うわけで。
単数の"la"にする必要があるとしたらなんだろう、と考えてみた結果、
"この人形は2つで1人分、しかもそれはノエル君"、
という考えに至りました。
以下ここに至るまでの根拠を述べていきたいと思います。
①人の一生は生から始まり死で終わる
まずは青と紫はみなさんご存知の通り青=生と紫=死であることから、2つで1人分の一生を表しているのではと考えました。
②Neinのノエル君と生まれ変わりイヴェールはヴァニシングツイン
これについてはまだまだ考察不足な部分もありますが、輪∞廻の中で「おとうさんおかあさんad921d60486366258809553a3db49a4aをうもうとしてくれてありがとう」というフレーズがあること、輪∞廻でR.E.V.O.がバグったことなどから「ad921d60486366258809553a3db49a4a=イヴェール」、「おとうと=ノエル」なのだと思いました。「となりでひとつおくでもひとつ=鼓動」とするならば文脈的にもヴァニシングツイン(双子として妊娠したはずが、成長の過程で片方もしくは母体に吸収されてしまうこと)であることは納得できますし、イヴェールとノエル君は双子で生まれようとしていたのだと思います。
③ノエル君の命は人形に込められた母親の願い、だから欠陥があった
イヴェールはママンが産めなかった命であり、物語を探して巡り続けてNeinの世界を選びました。そこに至るまでに棺に一緒に込められた人形たちと一緒に巡っていました。Neinの世界に至った時、「ひとりで寂しくないように」人形と共に生まれようとしたが、人形はあくまで人形だったので不十分な形で宿ってしまいました。それがノエル君です。ノエル君には聴覚が無かった、イヴェールがそれを補完する形で②に繋がるのだと思います。
ということで、双子の人形=ノエル君1人なので冠詞は"la"で正しい、と結論付けました。
ここからさらに考察。
④「次に逢う【私】に必ず返してね♪」
これ、店主がママンに言った台詞ですね。ママンに貸したのは「双子の人形」です。ママンはその時代にはもう亡くなってしまうかと思われますが、この人形、Neinの世界で返されていると思います。それはいつかというと、屋根裏堂にノエル君が着いた時点で、です。双子の人形=ノエル君であることからノエル君が屋根裏堂にたどり着くのは必然だったのです。でもノエル君は屋根裏堂から出てこれているのは、本来店主に接触した時点で「返却」になるはずだったノエル君がイヴェールを吸収しているから店主は回収できなかったのだと思います。店主=ミシェルと考えている派ですが、ミシェルの呪いとイヴェールの誕生は相対するものだとし、ミシェルは唯一イヴェールだけは店に置いておけないのでしょう。
今回はこんなところです。
また何か気付いたこと、訂正・修正等あれば随時更新していきます。
やっぱりRomanとNeinの濃密な繋がりは興奮して鼻息が荒くなりますな。←
(え'ω'り)