祖母が東京へ遊びに来たとき、
ソファの上で何やらチクチクやっていました。

後から調べたらオノエ・メグミさんの「花の咲く風景」という作品で、
花畑の風景の中に小さな家がポツンと1軒あるような、本当に素敵な絵で。

こんなにきれいな絵を刺繍で作ってる。
しかも×を組み合わせるだけで。

初めて見たとき猛烈に感動して、
いきなりオリンパスの小樽運河の
たいそうなキットを購入して、
基礎知識もないのに刺し始めました。
完成させたときのあの達成感。
気が付いたらクロスステッチに
夢中になっていました。
本当に基礎知識なく進めたので、
×は汚い、
糸始末はぐちゃぐちゃ、
バックステッチはでろでろで、
今見たらひどい仕上がりですが。

クロスステッチの一番の魅力って、
同じ柄でも作る人によって
その人の個性であったり、
味が出るんですよね。
だから、経験を積み重ねて、
どんどんうまくなっていくと
自分の個性も洗練されていくような気がする。
そんなわけで、小樽運河を皮切りに、
色々取り組んできました。
プーさんのクッションや
ワンポイントの図柄から、
Dimensionsのクリスマスの風景、
トトロの絵など大きな作品まで。

そこで、クロスステッチの基本、
糸始末の方法、
差し間違えた時の対処法など、
独学ながら自己流を追求してきました。





あれから3年。
先日愛犬が完成しました。
フォト・ステッチというもので、
細かい目に何色も重ねることで
写真のように再現できるステッチです。
元画像はこれ。
図案化は、ぱるさんというインターネットのお店にお願いしました。
丁寧な図案と、きれいにオーガナイズされた糸がセットで送られてきて
あのときの胸のときめき…
初恋を思い出しました。
うそです。

色は200色以上あったように思います。
愛犬が完成してから
達成感とともに、寂しさが襲ってきました。
もう終わりなのか…と。
当然頭は次の図案です。
シュートを決めた直後の本田です。
というわけで、最近また大作に、
取り掛かり始めました。
それは次の記事で。