「こんにちは〜あの、神様っていると思いますか?」そう言いながら真横をぴたりとくっついてきたこの男は、本当に神様がいると心の底から信じているのかな。僕は神様はいると思っている。いや、どうかな。いないかも。というより、信じたい。

 

先日アラブのどこかで少女がレイプされた。にもかかわらず、男は無罪で少女は死刑になった。全く意味がわからないし、何度考えても自分の納得できるところに落ちない。アラブ圏には、にわかに信じがたいそのような宗教法律が山ほどあるらしい。女性は学校に通ってはいけない、とか車を運転したらだめ。とか。ひどい例だと一人で買い物に行って死刑になった例もあるらしい。本当にひどい話だ

 

そんなときに信じたいのが神様で、その少女が来世どこかの王族のお姫様、あるいは大ハンサム(おおはんさむ)で、一生部屋の掃除をする必要もないし、一度はいた靴下は二度履かない。とか、僕のように改札でpasmoに1000円入れるか2000円入れるかで15分悩む事もないはずだ。そうじゃないと、いくら考えたってそんなことがあったんだ〜だけじゃあ済まされない。っていう意味で、信じたい。どうかな。いるかな、神様。

 

話をもどしますが、その神様いるいる男(以降神男)は、社長に買い物を頼まれて渋谷を走り回っていた僕に布教活動を始めた。小走りで。神男はよく見ると俳優の野間口徹に似ている。(普通にいい人っぽい)

 

神男「最近幸せですか?」

僕 「幸せかわからないですけど、楽しいですよ」

神男「幸せについて考えてますか?」

僕 「なりたいですね、幸せに」

神尾「無料のワクワクセミナー、来てみませんか?」

僕 「えっ、じゃあ、仕事終わったあと、行きます」

 

神尾「えっ」

 

僕 「えっ」

 

という謎の間(神男は僕が来ると思っていなかったらしい)があったりしつつ、神男とLINEを交換し、僕は仕事終わりに興味半分と幸せを探しにワクワクセミナーに行ってみることにした。

 

 

午後6時半、仕事を終えて連絡を取ると

 

 

いまさすにはもうあえて触れないでいきまさす。

10分後、渋谷のドンキホーテ前に神男は現れた。

近くのビルに会場はあるらしく、ちょっとしたセミナーを30分〜1時間ほど受けると説明を受けた。僕は、この時もう既にワクワクが止まらなかった。洗脳されちゃうのかな . . . とか、そこまでして人を惹きつける、いわゆる尊師のような方がもしいるのなら是非会ってみたかった。そして、その能力をコピーして、ニッキーミナージュのバックダンサーと付き合ったり、スターバックスのお姉さんに自宅で抹茶フラペチーノを作ってもらったりしてみたいのだ!!

 

そんなことを考えていると、5分ほどでワクワクセミナーの施設に到着した。こんなところに宗教の事務所があるとは誰も思わないだろう。エレベーターの扉が開くと、生活感がない、公民館や事務所のような部屋が広がっていた。僕以外にもセミナーを受けに来ているような人が3〜4人。そこにいた人たちは、僕が考えていたほど不自然な感じはない。コーヒーを淹れてくれたり、自然な会話がしばらく続いた。神男は幸せを探してこの活動を2年、もう全ての講義を聞き終えて、今は人を幸せにすることをメインに布教?を続けているらしい。以外にも自然な会話が続き、10分ほどで別室の会議室のようなところに通された。

 

そこにいた男は、ほっそい細いスーツを着て、満面の笑みで僕を迎えた(以降細身)。なんだかよくわからないが、不思議な人(悪い人じゃない)と僕の頭のコンピューターが勝手にジャンル分けした。妙に自分の家族の話や、生い立ちなどを話すなあ。と思った。

そこから、幸せについてのセミナーが始まる

 

実際にその時とったメモ

 

セミナーは40分ほど、結果から言うと . . .

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普通に勉強になった。

 

 

 

特別、例の宗教団体のような尊師がいたり、棒でぶっ叩かれたり、期待していたようなことはなかった。よくある普通の自己啓発セミナーは多分こんな感じなんだろう。実際この前参加した、ある方のトークイベントと、道筋は違うが最終的に言いたいことはほぼ同じことだと。全く洗脳っぽい感じはなかったし、ちゃんと理解できた。

 

ざっくり説明すると、「まずは、自分を知ろう!」とか、「人に言われて傷ついたり、相手が怒ってもそれはただの理想との不一致なだけで気にしないでオッケー!」とか「自分を実況中継してみよう!」とかまあそんな感じだ。こうやって警戒心を解かせてっていう事かな?

 

因みに初回は無料だが、次回からは有料。全10回あるセミナーを全て受ければワクワクマスターになれるらしい。ワクワクマスター。

こうやって興味があれば次から次へとという具合に入信というふうになるのかな。全く宗教っぽい感じはしなかった。むしろ、もし無料ならもうちょっと聞いてみたいなとすら感じた。これ以上行ったら本当に入信しそうなのでもうやめておきます。

この時、自分なりのワクワクマスターを探す旅が今始まったのかもしれない。(よくわからない)

 

こうして、神男と細身にお礼を言い、ビルを後にし潜入体験は幕を閉じた。

よかった、契約書にサインするまで外出れないとかなくて。

 

 

 

 

 

 

この後、友人にワクワクマスターになるために明日から頑張らないと。と言ったら

まるで、DVの彼氏と別れさせる親友の女の子かのように止めたほうがいいと本気で説得された。彼は多分まだ少し僕のことを心配してるだろう。

 

こんなことして欲しいとかどっか取材してきて。とかリクエストお待ちしています。