2023/07/17 記事より


🔻「消防署の隣の警察署2」作家「キム・レウォン、ソン・ホジュン、コン・スンヨン、すでに一家…完全無欠の調和」


SBSの新しい金土ドラマ「消防署の隣の警察署そして国科捜」のミン・ジウン作家が前シーズンと差別化を宣言したシーズン2誕生期を直接明らかにした。…


「消防署の隣の警察署そして国科捜」は国内で初めて試みた「初期対応者」素材のドラマで、昨年放送され「K-共助劇」の新しいページを開いた「消防署の隣の警察署」の次の話だ。


自分だけの文体で「大韓民国捜査劇」の地平を開いているミン・ジウン作家が今シーズンも執筆を引き受ける。製作陣は「『消防署の隣の警察署そして国科捜』はミン・ジウン作家のすべての主な特技が網羅された作品」という言葉と共に「お茶の間の限界を越えたブロックバスター級の犯罪と、これを破壊するために最強の実力者で構成された消防、警察、国立科学捜査研究院の完璧な共助は毎回週末を興奮のるつぼにする極強のカタルシスをプレゼントするだろう。十分に期待してもいい」と述べた。


これと関連してミン・ジウン作家が伝える「消防署の隣の警察署そして国科捜」執筆ビハインドと率直な感想を直撃インタビューを通じて公開する。


《次はミン・ジウン作家との一問一答》

Q1.「消防署の隣の警察署」シーズン1は「K-共助劇」の誕生という好評を受け、しっかりとしたマニア層を率いた。このような評価に対する感想は?

…消防士と警察官という、危機、災難現場の中の「初期対応者」の話を書かなければならないと考え、資料調査を始めた時点からただ一つの意図があった。見えないところでいつも私たちの日常を守るために365日、24時間努力している消防士、警察官の方々に対して小さなドラマを通じて認識が変わり、その感謝を感じる契機になればという考えだった。ドラマが好評を得て、多くの方々がその企画意図に共感してくださったようで、本当に幸いだと思い、シーズン2を通じてもその気持ちがそのまま伝わることを切に願っている。


Q2.「消防署の隣の警察署」シーズン2のタイトルが「消防署の隣の警察署そして国科捜」だ。「消防署の隣の警察署そして国科捜」というタイトルをつけた理由と隠れた意味は?

…「消防署の隣の警察署」をシーズン制で企画する時からシーズン2には「国科捜」が合流し共助のスペクトラムが広くなることを願って企画した。毎回変わるエピソードを通じて多様な事件を経験できるように事件を構成したかったし、その解決と捜査過程で消防、警察だけでなく国科捜も大きな一軸を担当することになれば、さらに多彩な事件が誕生できそうだった。また、シーズン制ドラマを2番目に企画しながら毎シーズン、前シーズンの長所を持っていきながら、新しいシーズンだけの差別点を入れることを重要視してきた。「消防署の隣の警察署そして国科捜」では「国科捜」を追加しシーズン2だけの新しい見どころ、空前絶後の捜査技法を見せたかったし、犯罪のスペクトラムもやはり広げてみようと企画することになった。


Q3.「消防署の隣の警察署そして国科捜」というタイトルに「国科捜」が入るだけに「国科捜」の活躍がより一層大きくなると予想される。シーズン2で視聴者の方々が注目しなければならない「国科捜」の活躍はどんなものがあるだろうか?

…国科捜に入ると「真実を明らかにする科学の力」という文句が一番先に目に入る。科学捜査において韓国最高の機関であり、ひたすら「真実」を明らかにするために昼夜を問わず努力する各分野のエリートたちに出会える場所だ。国科捜といえば「解剖検査」を思い浮かべる方が最も多いが、解剖を通じて死者の話を科学的に表わす法医学だけでなく、遺体に残った各種薬毒物を通じて死亡の真実を逆追跡する毒性学、交通事故から爆発、機械誤作動など各種事故の物理的原因を再構成する法工学など多様な分野がある。法医学だけでなく、法科学の多様な面を初めて見せたかった。毎回、事件が残したパズルのピースを探して孤軍奮闘する国科捜の人々の話を期待してもよさそうだ。


Q4.シーズン1の最終回で火の玉になった駐車タワーに閉じ込められたチン・ホゲ(キム・レウォン)とポン・ドジン(ソン・ホジュン)の「生死危機エンディング」は衝撃を与えた。シーズン1のエンディングに対する作家さんの意図が気になる。

…シーズン制のエンディングには多様な方式が存在する。1シーズンと来シーズンの間に自然に時間が流れ、視聴者と再び会う時、同じ時間経過を置いて行われるエンディングから、来シーズン放送まで視聴者の時間は流れるが、ドラマの中の時間は流れないまま好奇心を増幅させる場合もある。別名「クリフハンガー」式エンディングで、まるで絶壁にぶら下がっているように、絶体絶命の瞬間に終わるのだ。シーズン制をしながらクリフハンガーエンディングを通じてドラマの中の時間と空間が停止されたまま、来シーズンまで視聴者たちと一緒に待ってみたかったし、それで最も劇的な瞬間をシーズン1のエンディングに設定することになった。視聴者の方々と同じように、私も「早くホゲとドジンを火の穴から救わないといけないのに…」という思いでシーズン2の放映日を待っている。


Q5.「消防署の隣の警察署そして国科捜」は消防、警察、国科捜が「トライアングル共助」を完成し「最終ヴィラン」と対抗する内容でヒーロー物に近い姿だ。 作家さんが思うに警察、消防、国立科学捜査研究院をヒーロー物の主人公と比較するとしたら、どんなキャラクターと似ているだろうか?

…実際、シーズン1で壁に登り、炎を突き破って人命救助に努めた消防士たちはまるで「スパイダーマン」を連想させ、犯人を捕まえるために孤軍奮闘する警察官たちは「アイアンマン」を連想させる。同時に銃刀の代わりに科学という武器で、ブレーンで、彼らを助ける国科捜の人々は「バットマン」のような気もする(笑)むしろ消防、警察、国科捜の方々こそ真の英雄だと思う。


Q6.状況がはるかに大きくなったシーズン2を執筆しながら悩んだ点は?

…最近は犯罪者も捜査技法を研究しているという。それでいつも事件を構成する時、どうすれば犯罪者より抵抗が遅れて追いかけて行くけれど、もう一歩早く先に進むことができるかを悩む。国科捜が入ってきて犯罪を逆追跡するにあたって多様な科学捜査の武器ができて一層事件解決が多彩になるよう努力し、事件自体も私たちの実生活で本当に起きそうな事件ともう少しスペクタクルな事件を混ぜてみようとした。人が生きる話が与える「共感」を抱かせる事件からどこでも見られなかった事件が与える「スペクタクルさ」まで犯罪スリラー物の総合ギフトセットをプレゼントしたくてたくさん悩んだ。


Q7.「消隣警」シーズン1を通じて3人3色の魅力を発散したキム・レウォン、ソン・ホジュン、コン・スンヨン俳優の演技をどのようにご覧になったのか、さらにシーズン2で変化を迎えることになる3人のキャラクターを理解するために伝えた演技チップやポイントがあるのか気になる。

…シーズン制ドラマで、シーズン2にはすでに俳優の方々が各自のキャラクターに完璧に「憑依」した状態で撮影が続くため、作家としてそれより幸せな経験はないと思う。むしろ作家である私が俳優たちに「チップ」をもらうことがより多かったようだ。すでに俳優の方々がキャラクターと完璧に同一化されており、時には私よりさらに立派にキャラクター分析をしてくれたりもする。それでシーズン1で素敵に見せてくれた俳優の方々の演技を観察し、その方々の話をたくさん聞きながらシーズン2を執筆しようと努力した。シーズン1の撮影が終わり、消防、警察、国科捜まで······ 俳優たちはすでに一家族になっていて、他のドラマでは見られない「大家族」だったので、その方々の和合と調和はすでに完全無欠だ。


Q8.シーズン2はシーズン1の延長線にある内容が盛り込まれる予定だ。シーズン1を視聴できなかった視聴者の方々のために、シーズン2を視聴する前に必ず見なければならないシーズン1のエピソードをおすすめしてくだされるなら?

…シーズン1の連続放火エピソードに「殺人」という強力犯罪が追加され、連続放火および連続殺人事件で事件が増幅される。その上、連続放火殺人犯の初目標は誰が思ったよりも残忍なので、私たちの主人公たちに大きな危機が訪れる予定だ。シーズン1にも多くの伏線が張られているので、シーズン1の後半部エピソードをもう一度見ていただければ、シーズン2を見るのに役立つと思う。


Q9. シーズン2でいよいよ姿を現す「最終ヴィラン」と「消防、警察、国科捜」の対立から探るべきポイントは何だろうか?

…シーズン1で多様な事件を「共助」で解決しながら、すでに韓国主人公たちの能力値は非常にアップグレードされた状態だ。シーズン2ではそのような主人公たちに「脅威」になるほどの悪党を作り出すのにとても力を入れた。ヴィランが強力であるほど主人公たちの共助もやはり比例して「無敵」になっていく展望だ。いつにも増して尖鋭な頭脳戦と凄絶なもみ合い、そしてスペクタクルな見どころが盛り込まれるので期待してもよさそうだ。


Q10.「消防署の隣の警察署」シーズン1ではチン・ホゲ-ソン・ソル-ポン・ドジンが意外な「三角シグナル」を披露した。シーズン2でこの3人の関係に変化が生じるのか、 少しヒントをあげるとしたら?

…シーズン1を経て消防と警察、そして国科捜の構成員の間には多様な感情が積み重なってきた。隣の消防家族に初めて心を開き始めた、別名「特殊関係人」になった珍島犬、チン・ホゲと、長年の同僚だったソン・ソルに今は心を打ち明けたいブルドーザー、ポン・ドジン。そして屈せずに自分の場所を守りながら2人の男の意志になってくれる女性、ソン・ソルの感情もやはり一層振幅が深まる予定だ。だが、24時間吹き荒れる事件事故の中で彼らに自身の「感情」を率直に表現できる時間は常に足りない。ただし、彼らは依然として多様な事件の中で、生と死の極限の瞬間を行き来することになるので、どんな人間関係よりもさらに劇的な状況と瞬間が生じるだろう。時には大変な事件を過ぎると、トラウマが残ったり、挫折したりする。しかし、その暗黒の時間から抜け出させてくれるのも結局「人」であり、それこそ真の「共助」になりそうだ。その共助の意味が「Love」なのかはもう少し見守らなければならないんじゃないかな…?


Q11.「消防署の隣の警察署そして国科捜」の観戦ポイントおよび初回放送を待っている視聴者の方々に一言

…殺人、火災、放火、崩壊、爆発、感電、銃器など多様な事件が引っ掻かれた目まぐるしい現場で銃刀の代わりに科学で証拠をつかむ国立科学捜査研究院(国科捜)、犯罪を防ぎ犯人を捕まえるために昼夜を問わず孤軍奮闘する警察、そして生と死の分かれ道でたった一人でも多く生かすために最善を尽くす消防の完璧な三角地帯を成すアップグレード協力を期待してほしい。


「消防署の隣の警察署」シーズン2、「消防署の隣の警察署そして国科捜」は現在放映中の「悪鬼」後続として8月4日(金)夜10時に初放送される。


'소옆경2' 작가 "김래원·손호준·공승연, 이미 한 가족…완전무결 조화"[일문일답] #SBS연예뉴스 https://ent.sbs.co.kr/m/article.do?article_id=E10010273919