獣医をやめたことがある
動物病院に勤めて３年ちょっとの時
どんなに頑張っても亡くなってしまう動物達
もちろん元気になっていく子達もたくさんいるんだけど・・・
（ツライ気持ちのほうにフォーカスしちゃったよね〜）
死んでしまう動物
悲しむ飼い主
あの時、あの薬を使ったら良くなったのかも
あの時、あの治療に変更してしたら良くなったのかも
そもそも、間違っていたのかも
他の獣医なら治せたのかも
もん もん もん
やるせなさと、無価値感
そして、最後の方は、
ただ ただ 虚無感
そんな心の状況に耐えられなくなっていって
動物病院で働くことを辞めちゃった
自分なんて
っていう、自分を責めるドラマに浸ってたからなぁ
まあ、数年後にはまた動物病院に戻ったんだけどね
同じような気持ちは、またでてくるよね〜〜
だって、動物が好きだもん
人間的には、やっぱり『死』って目の当たりにするとツライじゃん
悲しんでる人いたら、一緒に悲しくなるじゃんね
でも、今はこうも思うんだぁ
その命を、自分がなんとかできると思っていたなんて、なんて傲慢なんだろうって
今ならツッコムのになぁ
『お前は何様かっ⁉️』
ただ、精一杯向き合うだけなんだよなぁ
だって、
その子は、ただ精一杯生きてるだけなんだからさ