約束の場所(世界の旅~インド・ブッダガヤ編~)第6話 | ちびタンクのひとりごと

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大好きな旅のこと、心理学・スピリチュアル・ヨーガのこと、日々の気づきなどをつぶやいています♪

さっき書いて,UPしようと思った矢先に,パソコンが落ちました(泣)


もう一回,頑張れるかな~(> <)


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マハボディの入り口は,

インドらしからずレセプションとセキュリティが設けられていた。


私はカメラの持ち込み料を支払い,

ガードマンが目を光らせるセキュリティゲートをくぐって中に入ろうとしたが,

内側の入り口で係員に止められた。


ジェスチャーで,靴を脱ぐよう指示されたのだ。

マハボディ自体は全面的に屋外であるが,ここは寺院。

どうやら土足厳らしい。


レセプションの隣がクロークのようになっており,

そこに靴を預けることができた。


靴を脱いで,今度こそ園内に入る。


「園内」と言う表現は,本来は不適切かもしれないが,

私からすると,ここは寺院と言うよりパークのように感じられた。


中は,ステューパ(塔)を中心に入れ子構造をしており,

入り口から一階分降りたところで,ステューパをぐるりと一周できる形で囲まれた四角と,

入り口と同じ高さで,その周りを一周できるように,大きな四角が囲っている。


ステューパの周りは,大理石のような石畳状になっており,

はだしで歩いても十分なほどに清掃されていた。

入り口と同じ高さで囲む一周は,靴を履いて歩けるようになっている。


私は,階段を下りてまっすぐにステューパに向かった。

ステューパは石でできた塔であり,日本の仏塔と言うよりはインド寺院の様相に近かった。


そこかしこに僧侶たちがいる。

僧侶がデジタルカメラで興奮気味に写真を撮る様子は,一瞬違和感を覚えたが,

彼らにとっては一生に一度は訪れたい,憧れの地なのであることを思い出させた。


9月終盤のインドは,ピークを越えたとは言え,まだまだ十分に暑い。

しかし,緑が多いこの園内では,空気が,なぜか涼しげに感じられるような気がした。



私は,更に奥に進んで行った。



---つづく---