ちびタンクのひとりごと

ちびタンクのひとりごと

大好きな旅のこと、心理学・スピリチュアル・ヨーガのこと、日々の気づきなどをつぶやいています♪

こんにちは。

私は今フランス北東部の街、アム(Ham)という街にいます。


毎日一人で歩いていると、いろんなことを考えます。

でも今日は、これはちゃんと書いておきたい!

と思ったことを、改めて残しておきますね。


ーー


私には、結婚して11年になる主人がいます。


長期で海外一人旅に出るというと必ず言われるのが、

“ダンナさん理解があるねー”

“ダンナさんに感謝だねー”

ということ。



9年前に長期の旅に出た時、旅先で出会う女の子たちに言われたのは、

“羨ましいー。結婚したら旅に出れなくなるから、今のうちに旅してますー”

だった。


私はそのとき言ったよ。

”旅を許してくれる旦那を見つけなよ“

って。



あれから9年。

反応はほぼ同じ。



私も最初は“良い人と結婚した”とか思ってたけど、

よくよく考えるとそれっておかしくない?



なんで結婚したら好きなことしちゃいけないの?


ってか、好きなことをするのを許さない旦那って何?


うちは、家庭に入れるお金はあれど、お財布は別。

だから、私が何かすることに対して旦那が言うことは、

”好きなことをしろ。ただ俺に金の迷惑はかけるな”

だけ。



もちろん、子どもや介護が必要な家族がいるのに、自分勝手に好きなことをするのは違うと思う。



でも、お互い経済的にも精神的にも独立してて特に制約がないのに、結婚したら好きなことができないって、おかしくない?



私は旦那にめっちゃくちゃ感謝してる。

それは、旅に出ることを許す、とかそんなちっさいレベルじゃない。



彼は、私というものを、私以上に信頼している。


”お前、そんなもんじゃないだろ?“

私が逃げそうになったとき、そう言った。



彼は、私という存在を、私以上に許している。


”いつだってやめればいい。やめたっていい。“

私が本当に辛くて泣いた時、そう言った。



もっともっと大きなもので、私は包まれている。

私というものの一部に、旅があるって彼はわかっている。

それを取ったら私じゃなくなるって、彼の方が知っている。


毎日毎日、歩くのは孤独だし辛いです。

彼は明日帰ってきても良いというし、いくらでも歩けば良いという。

だから私は、明日も歩けます。

本当に本当に、感謝だなと思います。



だから思うの。

もっと、好きなことをするのが当たり前になろうよ。

好きなことをするのが許される社会になろうよ。



これからはそういう、もっともっと自由であることが当然である時代になるといいなあと思います。


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