先ほど清水球団公式で、清水GMに前JFA技術委員長の反町康治氏が就任することが決定したとの発表がありました。

 

 

清水は、昨年末に大熊清氏の退任後、空席となっていたゼネラルマネージャーのポジションに、後任として反町氏への就任要請のオファーをずっと出し続けていて、この度、ようやくそのラブコールが実を結んだもようです。

 

反町氏は現在60歳で、現役時代は中盤選手としてプレーし日本代表4capを持つ。進学校の清水東高校出身ということで慶応義塾大学に進むと、卒業後に全日空に入社しJSL2部の全日空サッカークラブに加入、Jリーグが発足して全日空がASフリューゲルスとなった後も、プロ契約をせず社員のままプレーした異色派(アマチュア契約)。94年にJ1昇格したベルマーレ平塚に移籍したところでプロ契約を結び、97年に現役を終えるまでプレーすると、引退後は頭脳派、論理派の指導者として、松本山雅FC をJ1昇格に導くなどその評価は非常に高い。今回、清水のGMに就任したことで、「エスパルス」というクラブの5年後、10年後のバリューを高めるために、どんな手順を踏むべきか、自身の高い構想力と実行力の手腕を存分に発揮してくれるものと大きく期待が膨らみます。了