東南アジア・オセアニアでの強地震及び火山大噴火に伴い、国内での強地震活動が遅れていましたが、7月6日に上川地方北部でMw6.2、18日に八丈島北東沖でMw6.1、19日に宗谷岬東方沖でMw5.8、21日に釧路沖でMw5.6、28日に三陸沖でMw5.8が発生し、予報検証されました。

ブレイン地震予報は創業以来、4つの「一番乗り」=日本初を達成しました(*は世界初)。①震度7(修正メルカリ震度階級X以上)大地震の短期予知・予報*②マグニチュード7級大地震の短期予知・予報③高精度地震予知法「3種前兆地震予知法」の開発④高精度定期地震予報「週間地震予報」の連載*

 

①2018年9月6日北海道胆振東部地震(最大震度7)を10日前に予知・予報し達成。中国・海城地震は、修正メルカリ震度階級Ⅸであり、気象庁震度階級7に達していません。②海城地震のモーメントマグニチュードはMw7.0で、こちらがM7級としては世界初、ブレイン地震予報は2番手でした。

 

④2023年8月~2024年1月に、発行部数150万部の夕刊フジ(全国版)にて、毎週1回の「週間地震予報」が連載され、9月~10月の2ヶ月連続で的中率100%、6ヶ月通算の的中率96%を達成し、高精度定期地震予報を初めて実用化しました。

ご挨拶

お陰様をもちまして、本日、ブレインを開業以来8周年を迎えました。この8年間、様々な風雪に耐えながらも、1回の欠番を生じることなく予報配信を継続してこれました。これもひとえに、皆様方の温かい励ましとご支援の賜物と、厚く熱く御礼申し上げます。

 

地震国である日本におきまして、地震発生を止めることはできません。またその発生の頻度は年々高まってきております。しかし、英知を結集しこれを事前に認知することで、被害を最小限とすることは十分可能となりました。これからも、一層の予報精度向上と地震予報の普及に向けて、精進してまいります。

 

引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

2024年7月1日

ブレイン代表 内山義英

中規模地震(5≦マグニチュード<7)に関して、5月12日より関東地方東部(同沖)でM6.0前後の発生を予報し、4月30日に発生したインドネシアでの火山大噴火に伴い、国内での強地震活動が静穏化し遅延ていましたが、6月11日に八丈島南方沖でMj5.5が発生し、予報検証されました。

 

また中規模地震(5≦マグニチュード<7)に関して、インドネシア火山大噴火に伴い静穏化していた国内での強地震が再び活発化する兆候に伴い、6月12日より関東地方東部(同沖)でM6.0前後の発生を継続予報し、6月25日に八丈島東方沖でMw5.7(最大震度2)が発生し、予報検証されました。

2024年5月29日文部科学委員会での下条みつ議員の質疑です。「震源地点のプレートや断層がゆっくりと横方向に滑っていくと、その摩擦によって高い電荷が起きて、それが電離層に影響を与える」⇒地中の「高い電荷」を直接観測することで、高精度な地震予知が実現します。

2024年5月29日「衆議院」文部科学委員会 下条みつ議員「電離層異常は、梅野教授と話をしましたけども、2時間前であれば震度6.5以上の地震は9割以上キャッチできる。システムは数億円で済むらしいです」 (youtube.com)

地震は自然現象ですので、これを予知できないとは、科学者が言うべきことではありません。科学者であれば、どんな自然現象にも原因系があるわけですから、そこから究明してゆく姿勢を取らなければなりません(ガリレオX第207回で表明)。

 

台風予報及びギリシャVAN法などと比較して、ブレイン地震予報はより高い予報精度を達成しており、民間ベースでは既に、地震予知・地震予報ネットワークが実現しています。引き続き、地震予知精度の向上と地震予報の普及に努めてまいります。

3月27日より琉球諸島(同沖)でM6.5±0.7の発生を予報し、4月3日に台湾島東岸沖でML7.2(最大震度6強)、ML6.5(最大震度5強)を含め、5月6日迄にML5.8~ML7.2が合計12回発生し、予報検証されました。なお4月3日台湾島東岸沖ML7.2の規模は、マスメディア公表の確定値です。

 

地球由来の地磁気嵐は、地震発生に直接的に関与しています。太陽由来の磁気嵐、太陽フレア、コロナ質量放出などは、地磁気嵐を誘発する形で地震発生に間接的に関与しています。太陽活動が地球の地震発生に(間接的ながら)関与していることは、驚くべき事実です。 ↓文献多数

The physics of seismic electric signals | NDLサーチ | 国立国会図書館

中規模地震(5≦マグニチュード<7)に関して、4月10日より九州地方南部(同沖)での発生を予報し、4月12日に奄美大島近海でMw5.5、16日に種子島南東沖でMw5.9、17日に豊後水道でMw6.3(最大震度6弱・震源域は予報域の北端付近)が発生し、予報検証されました。