生まれてこのかたチームプレイと呼ばれるスポーツをやった経験は一切ないが、高校時代くらいからチームワークが好きだった。
大勢でツルむのは苦手だけど、「好きな事が一緒な人達」が集まって、何かをやることが、どういうわけか好きなんだ。
どうせなら中華料理はみんなで食べようとか、雪山に行くなら車はマンタンにして行こうとか、映画を撮ってみようぜとか、成人式に着物を着るならホテル貸し切ってパーティしちゃおうぜとか、いつもそんな事ばかりやっていた。
建築に出逢ってから気づいた。私はずっとあの続きをずっとやってるんだってね。ひとりでは到底乗り越えられない困難な状況でも、チームワークではなぜか到達できてしまう。その面白さは、やった事のある人じゃないと絶対にわからない。
建築は最高のチームワークでつくりあげる「盛大なるパーティ」だ。
こんなに最高な仕事はほかにはひとつも思いつかない。私は建築というチームワークの魔力に取り憑かれているんだ。いつかまた最高のメンバーで、震えるほど感動する建築をつくりたい。
つづく。
