492.モンゴル | しづりん絵日記

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もがけばもがくほど深みにはまる。世の中を斜に構えつつ、平和に生きよう。

たまにはオンタイム日記。


もうぜんぜん追いつかないですね。

日記を過去からUPデートしてる間にどんどん更新されて

新旧入り混じっての日記帳って感じで今後進めてみたいと思います。




前置きはこの程度にして、モンゴルです。



生まれて初めてモンゴルに行ってきました。


モンゴルは久々にハートマーク。

胸キュンな国でした。


しかも顔かたちがそっくりで

やけにシンパシーを感じる国。



モンゴル人のすごいところは

まじでカッコいいことです。


例えばこの旅行にずっと着いていてくれた

モンゴル人のゾル君なんぞは本気でかっこいい。


まず日本語がぺらぺら。漢字までちゃんと読めます。

しかも、超面白い。


6時間の遅延で、モンゴルに着いたときには真っ暗。

道は確かにあったのだけど途中からでこぼこの道なき道を、運転手さまがぶっ飛ばします。


「しらかばー♪あおぞーら♪」とゾルの鼻歌を聴きながら

2時間ほど走ると、星降る高原にゲルが数棟立っております。

よく見ると、モンゴル人の方々が真夜中の寒空の下

出迎えてくれているのです。



とにかくその日は寝ようということに。

ゲルの中央に設置されたストーブに薪をくべてくれるゾル君。



朝起きるとそこは雄大に広がる高原。


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翌日は、みんなで高原を馬で走るという企画。

するとまた例のゾル君が今度は馬の先生です。


え?馬も乗れるの?



はじめての馬にあたふたしながらも

吹きすさぶ風の中馬で優雅に散歩です。


羊の大群や

牛の大群を横目に

本気の大自然を馬たちは行きます。



途中ゾル君は、ものすっごい勢いで馬を走らせます。

めちゃめちゃかっこいいです。


途中10歳くらいの馬をたくみに操る男の子が現れ彼のおうちにお邪魔します。



おうちといっても、もちろんゲルです。

しかも、パラボラアンテナにソーラーパネル。

室内にはTVが。



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おお。

ちゃんと世界の情報と繋がってるんだね。




午前と午後さんざん馬を乗り回したあと帰ってくると、鞍をはずします。

ゾル君たちが鞍をはずした裸馬にまたがったかと思うと4頭ずつひきつれて

草原の草のある場所に馬を連れて行きます。

すごい勢いで走り去る姿は本当にもうカッコよくてしびれます。



夜になると今度はゲルの中で演奏会です。

薪をくべてくれたり料理を作ってくれてた人たちが

今度は馬頭琴を奏でてホーミーを歌えるんですよ。


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ホーミーすげぇ。しびれます。




翌朝、ゲルの組み立てを馬頭琴兄ちゃんとゾル君が見せてくれました。

その間、解体から組み立てまでわずか45分。見事なてさばきです。



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いやー素敵。ホレボレします。



帰りは、ゾル君の車でやってきて車道をぶっ放します。

馬と同じように車もぶっぱなします。

車線は二車線なのに、真ん中をぶっとばして、どんどん車を抜いていきます。


いやー恐ろしい。けどカッコよすぎます。



男が男らしい。

超強気。

しかも面白い。

まじで何でもできる。

馬に乗れる。

大工できる。

歌がうまい。

馬頭琴ひける。

しかも漢字まで読めるほど語学堪能。



なんだ?

なんなんだ?

このかっこよさは。

日本で言えばヤンキーばりのやんちゃさと

タケユタカも真っ青な身体能力と

東大生もびっくりの頭脳を持ち。

しかも、む~っちゃくちゃ楽しそうに生きてるではないか。




大草原で裸馬をぶっとばす身体能力を持つ彼らからすれば

日本の大相撲なんておちゃのこサイサイに違いない。



日本人とそっくりな体系と顔をした人たちが

こんなに身体性が高く誇り高く暮らしていることに

軽く感動する。



この情報化社会を知りつつ

あえて、遊牧民というスタイルを崩さない人々。



そういえば、東大の松村先生が

今いちばんカッコいい生活の仕方は

実は、世界情報と無線でコンタクトしながら

インフラフリーで生活してる

遊牧民なんじゃないかと言っていたことを思い出す。


なるほどその通りだと思う。



いま世界で一番かっこいい暮らしをしてるのは

なるほどモンゴルじゃないかと思う。

モンゴルの人たちを見るとちいちゃなちいちゃな土地に高いお金を支払って

「オレの土地はここ!」って囲んでいるのがどれほどセコくかっこ悪いかという気分になおる。

そして、その大事な大事な土地にしばられて、結局どこにも行けやしないじゃないか。



大金を払って不自由さを手に入れたようなものだ。





今更ゲルの暮らしに戻ろうにも

インフラにがんじがらめになっている私たちは戻ろうにも戻れない。

大地震でも起こったら全てを失い路頭に迷う。



一方、モンゴルは

最新式のソーラーパネルで

必要とあらばDVDで映画鑑賞もできるし

天気のいい日は馬を乗り回し

牧草地がなくなればゲルごとお引越し。


どれだけ優雅で自由なことか。



戦国時代の武士のさながらの身体能力をキープしながら

ちゃんと世界とつながってる。



最後に生き残るのはモンゴル人かもしれない。





↓そこここにある馬のガイコツ





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