気がつけば私の周りにはフランスに縁がある方々が多くて。

仕事関係で出会った自分よりもひと回り上のパリ在住のメンターだったり

フランス関連のNPOのことをしていて本を出版しているマダムであったり。

近所の飲み仲間だった大学の先輩は昨年からパリへ赴任したり。

(全員日本人です!)

 

フランスの価値観はものすごく参考になることが多いです。

本日はその一部を。

 

フランスでは効率の良さが全てではない。豊かな人生のためには非効率も惜しまない。

日本だとタイパ、コスパがすごく重視されますよね。

ただ、フランスだとそれをよしとはしない部分も。

それが顕著になったのがオリンピックの開会式。

 

過去のオリンピックのように、スタジアムで一斉に入場させた方が効率が断然いい。

ただパリオリンピックはセーヌ川で開会式をしたり街中をパフォーマンスの場所とし、

運営上非効率な面がありながらも、パリ市民参加型であり、観る側もとても新鮮で

満足度の高い開会式でした。

 

他にも約10年前にセーヌ川の横の環状線を通行止めにして、歩行者天国、カフェや公園、リラクシングスペースに変えたこと。

これは東京でいう環七、環八を通行止めにするようなものですよね。(絶対ありえない)

もちろんパリはその通行止めにより、東に住んでいた富裕層が西に行かなくなったため、西のビジネスがダメになってしまったけど

それを見越してでも、人生を豊かにする場所を作るべく通行止めにしたそう。

ちなみにそのセーヌ川のほとりでは、ビーチチェアが大量にあり、仕事などの条件があってバカンスに行けないパリの人のための場所になっているそうです。

 

そんなことを今年の夏のパリで、メンターから教えてもらいました。

 

なんだか、日本人の私達もついつい仕事を多く入れて、効率よくこなしがちだけど

それだけだと心の豊かさは失われそうですよね。

心の豊かさを大切にした生き方を大事にしたいですよね。

 




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8月が終わりました。今年も夏が終わるという感覚。

9月からまた心機一転!

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