僕の生きる道〜新人王決勝戦 | 静岡支部員のひとりごと

静岡支部員のひとりごと

日本プロ麻雀連盟の静岡支部が運営するブログです。このブログを機に静岡支部に興味を持っていただけたらと思います。

僕が麻雀をやり始めたのは20歳の時。
とにかく麻雀が好きで、フリー麻雀やセット麻雀に没頭していました。



実家は父親が経営する鉄筋屋さんです。
そのため、仕事は現場監督など、実家の手伝いをしていました。

ただ、自分は専ら建築の分野が苦手で、頑張ろうと思えた時期もありましたが、すぐに挫折してしまいました。

そんな私でも、麻雀だけはずっと続けていて、プロの世界に入り、有名なプレイヤーになりたいという気持ちが芽生えてきました。

家族からはもちろん反対されましたが、一回だけプロ試験を受けさせて欲しいと言って、当時は最高位戦にプロテストを応募しました。

ですが当時の僕には、知識も何もなくあっけなく落ちました。

それから時は流れ21歳の頃。
Mリーグが始まりました。



携帯では常に見ていたのですが、たまにリビングのテレビで見ていると、自然と父親と麻雀を一緒に見る機会が増えてました。

やがて、Mリーガーになって麻雀をしたい!が、夢になりました。

そこからもう一度プロになりたい気持ちを伝えました。
実家で働きながら雀荘でアルバイトの生活をしていました。

当時一緒の雀荘に勤めていた静岡支部の大先輩になる鈴木秀幸プロに。日本プロ麻雀連盟に誘っていただきプロテストに応募して、育成ではありますが合格をいただきプロになることができました。


      同期の佐藤学プロと


プロになって一年目。 
初めての新人王戦、いつもよりも気合を入れて臨みました。

そして、224名の選手の中で頂点に立つ事はなかなか難しい事ですがそのチャンスを掴むことができました。

一次予選も二次予選も運が味方してくれた部分がおおいにありました。
要所要所で失敗した部分もこの2日間であったなと思っています。



ですが、なかなか経験できない今回の決勝戦の舞台。
自分の一つの目標であるタイトルの獲得を達成するために9/10の決戦までの残りの日を大切に過ごします。

当日は初の放送対局で緊張はかなりあるとは思いますが、自分らしさを忘れず、麻雀を全力でやってきます。



みなさま応援よろしくお願いします!


第36期新人王戦
曽篠春成vs仲田浩二vs松本和樹vs津村憲一

解説:仲田加南・柴田吉和
実況:楠原遊